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テーマその1: 通勤の作法 女性ではほとんど見かけないが、男性の中には手ぶらで出勤する人がたまにいる。 持っても新聞だけとか文庫本だけ。 そんなのでいったいどうやって外に出ることができるのか、不思議で仕方ない。 定期入れ、財布、携帯、ハンカチは必須だろう。 ま、定期入れと財布は省略できるかもしれない。 定期券1枚とお札に小銭を裸でポケットに入れるという手はある。 でも、心配だからクレジットカードも1枚ぐらいは持っておこう。 東急線沿線の住民としてはこういう時に持つクレジットカードはTOPカードだ。 しかし、ニコタマにはタカシマヤがあるし、日本橋のタカシマヤに寄ることもある。 そうなると、タカシマヤカードも持っておいた方が良さそうだ。 TOPはVISAでタカシマヤはJCB、となるとMasterカードもあった方が良い。 というわけで、クレジットカードが3枚。 あ、そうだ。保険証も必携だな。 それから、役立つことがあって欲しくはないが、臓器提供意思表示カードも持ち歩くのが社会人のマナーだ。 職質を受けたときのために運転免許証も持っておくか。 免許証を持っているともしかしたら運転することもあるかもしれないから、JAFカードにETCカードも。 先に携帯した3枚のクレジットカードにはETCが付いていないから、結局クレジットカードは4枚になる。 ここまできたら、財布を持たない意味がない。 それにしても、私の財布はどうしてこんなにも膨れているのだろう? 決して現金が詰まっているわけではないのに。 ポケットに入らないよ。 というわけで、鞄が必要になる。 鞄を持つなら、もう少し持ち物に余裕ができる。 携帯電話が私用と社用の2台。 それからiPod Touchも。 折畳み傘も必須アイテムといってよいだろう。 私は、降水確率0%であっても通勤時には365日必ず折畳み傘を持ち歩く男だ。 鍵ももちろん持ち歩く。 自宅の鍵、会社の机の鍵、故郷の父の家の鍵、自転車の鍵、秘密の某所の鍵、どこの鍵か思い出せない鍵… 電車内で時を過ごすための本や雑誌も必要だ。 さらに、この震災を経て新たな持ち物が加わった。 がれきに埋もれた時に助けを呼ぶためのレスキューホイッスル。 急に停電になった時のための単三電池サイズの小さな懐中電灯。 最近は、以前愛用していた薄いビジネスバッグでは入りきらなくなってきている。 やれやれ いったいどうしたら、手ぶらで通勤できるのだろう? テーマその2: 計画停電 計画停電のグループ分けが細分化された。 これによって、いつ停電になるかが分かりやすくなるらしい。 しかし、問題はそんなことだろうか? 停電負担の不公平感は解消されるのか。 同じ区内の似たような住宅街なのに、最初から計画停電の対象外になっている地域もあれば、我が家の近所のように何度も停電になっている地域もある。 今はまだしも、夏の暑さがやってきた時にこの不平等が残っていたら、停電地域の人々の不満は爆発するだろう。 ポポポポーン ついでに言えば、節電のためにテレビ局は計画停波してはどうだろう。 それどころか、民放は1局あれば良い。3時間ずつ順番に放映枠を与えるというのはどうだろう。 NHKだって、総合と教育の二者択一、BSもどれか1チャンネルだけにすると、節電にならないかな。 プロスポーツも関東・東北では順番だ。 今週はプロ野球、来週はサッカー。 大相撲は野外での被災地巡業であれば例外とする。 パチンコ屋、カラオケボックス、ボーリング場、ゲームセンターもグループ分けして順番に営業だ。 回転ずしも回転停止。 でも、電車は間引きは我慢するけど運休はやめてほしいし、夏場の冷房も弱めで良いから点けてもらいたい。 冷房を止めたらばたばた人が倒れるのは間違いない。 さらに、この機会に在宅勤務を増やせないものだろうか。 出勤者を減らせば、オフィスの節電がもう少し進むだろう。 しかし、その分、景気は間違いなく冷え込む。 さて、どうしたものか。 テーマその3: マネーゲーム 福島原発問題が発覚した後、東京電力の株価はストップ安を続けた後に反転してストップ高となった。 ここ数日はまたジリジリ下げているが、なんにせよ、売る連中だけでなく買う連中がいるということだ。 普通の企業なら、事故処理(廃炉)だけで数千億円から一兆円とも言われている上に、莫大な賠償負担も噂されているのだから、倒産も覚悟しなければならない。 そうなれば株は投げ売りされる。 そんな株に手を出すのはプロの投機家筋だけである。 ところが、東電の場合は、日本最大の需要を抱える首都圏で事実上独占的に電力供給を行っている企業ゆえなのだろうか、素人がまだ残っているようだ。 Yahooの東電株の掲示板は、福島原発並みの放水(投稿)が続いているのに、あっという間に蒸発してしまうらしく、いつまでたっても水位は上がらない。 投稿者の多くはチキンレースの参加者なのだろう。 2ちゃんよりはまだましだが、風説の流布ぎりぎりの書き込みがあったり、根拠のない噂が独り歩きしたりもしている。 その一方で、真面目なのか冷やかしなのか「配当は出るのでしょうか?」という質問も頻繁にある。 配当に関する東電の公式見解は「未定」だが、今年配当を出すことに福島県民はもちろん首都圏の多くの市民の理解は得られるはずがない。 数年は無配やむなしではないか。 株主の怒りも書き込まれているようだが、株式投資とはそういうものだ。 預金と違って投資額がゼロになることがあるのが投資だということを理解していない連中は、株に手を出してはいけない。 とはいえ、鉄板ディフェンシブ株と信じて配当期待で退職金を東電株に注ぎ込んだリタイア世代の人たちには、ご愁傷さまとお悔やみ申し上げるほかない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年03月25日 22時22分29秒
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