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我食べる、故に我あり ~ 中国の故事 (嘘)

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2011年05月01日
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カテゴリ:昔話

今日は生まれて初めて相鉄に乗った。
自宅のある神奈川県を地盤にする鉄道でありながら、まったく縁がなかった。

そういえば、遥か昔、バブルの頃に飲み会の帰りに職場のバイトの女性を送って、タクシーで二俣川まで行ったことがあった。
当時の私は東京北部の所沢の手前に住んでいて方向は全く逆だったのに、一緒にいた先輩が「俺の親の家が横浜の先だから、泊っていけばいい」と言うし金曜の晩だったので仕方ないと思って付き合ったら、彼女を車から降ろしたとたんに先輩が、「やっぱり俺、今晩は家に帰るよ。明日娘の幼稚園の行事があるんだ」と言い出し、結局は先輩が住む埼玉経由で帰宅してタクシー代が3万円を超えたのだった。
もちろん、領収書の処理は先輩に押し付けた。

それから数年後、その先輩はまだ30になるかならないかで、ガンで逝ってしまった。
だからどうしたということもない。言っても詮無いことだ。

閑話休題。
相鉄線某駅で降りて、迎えの方の車に乗り込み、その人の自宅に向かった。
駅から家までの途中でのことだ。
中学校と小学校が道ひとつ挟んで向かい合った場所を通り抜けたとき、車中のみんなが絶句する光景がそこにあった。

学校のグラウンド横の歩道に生徒たちの母親と思われる30~40代の女性が10人弱立っていて、その全員がくわえ煙草だったのだ。
はっきり言って与太者がたむろしているという光景である。
「見たくないものを見てしまいましたね」と、誰ともなく我が車中からため息が漏れた。

いやはや。
「民度が低い」という言葉が頭に浮かんだ。
子供たちは親を見て育つ。
母親たちがそんな風に道端でたむろして煙草をふかしていたら、子供たちだって早晩同じことをする。
教育ってそんなものだ。

相鉄線沿線がそうだと言うつもりはない。
初めて来た場所だし、相鉄線のすべてがこんな文化だとも思わない。
でも、相鉄線沿線に対する印象が悪くなったのは間違いない。

しかし、10人近くも集まって全員が煙草を吸うなんて、近頃かなりレアケースだろう。
男が10人集まったって、最近じゃ3人も喫煙者がいれば多い方だ。

ま、さすがに日本たばこの方と仕事で関係して懇親会をしたときは、相手方は全員喫煙者だったけどね。









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最終更新日  2011年05月01日 22時13分50秒
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