|
カテゴリ:カテゴリ未分類
日本中からユッケが消え去りそうな状況になってきた。 これまでも食中毒で死者が出た例はあったが、幼児だったり老人だったりしたはずだ。 今回は40代の女性まで犠牲になった。 その上、厚労省の基準をクリアした生食用の牛肉は流通していないなんて事実まで突き付けられてしまったら、どうにもならないだろう。 確か数年前に芸能人が経営する焼肉屋で食中毒が出たときにも、生食用かどうかは問題になった記憶はないけど、「基本的に牛肉は大腸菌などに汚染されていると考えるべき。抵抗力が弱い人間は良く加熱して食べるように」と専門家がコメントしていた。 それが分かっていながら、なぜ今回のような事態を防げなかったのだろうか? ニュースを見ていたら、タレント上がりの消費者担当大臣の女性が、あいも変わらず芝居がかったもの言いでなにやら話していた。 この人、感じも悪いし、事業仕分けなんかを見ていても危なっかしいんだよなぁ。 長年、企業の中でトラブルシューターをやってきて、危機感を覚えることの一つが、制度や仕組みを最初に作った世代がいなくなった後、次の世代がその制度や仕組みの合理化や効率化を図ることなのだ。 第一世代がどうしてそのような制度や仕組みを作り出したのかを確認・検証せずに、上っ面だけを見て「合理化・効率化」を図るとたいていそこに落とし穴ができる。 地雷と言っても良いだろう。 すぐじゃないが、いずれ誰かがその地雷を踏んで… Bomb! 今回のユッケもそんなことかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年05月05日 18時24分28秒
コメント(0) | コメントを書く |