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カテゴリ:鰻・寿司
今日のランチは、築地魚河岸三代目千秋で日替わりの二色丼を食べた。 黒鯛+マグロ or づけである。 づけを選んだ。 この店は前にも一度入ったことがある。 記憶では、丼の印象は薄いが、一緒についてくる、ねぎ鮪汁が美味かった。 で、今日の感想だが、ねぎ鮪汁もさることがなが、黒鯛が良い。 硬からず柔らか過ぎずで、噛むと旨味がある。 づけも美味いのだけど、漬け汁の美味さが勝っていて鮪本来の旨味が抑え込まれてしまった感がある。 なんて言いながら、最近はあまり鮪を食べていない。 申し訳ないが、あまり美味い鮪に出会わないからだ。 鮪は嫌いじゃない。 それどころか、子供の頃は寿司の出前を取る時は必ず鉄火巻にしてもらっていたほどだ。 我が家では付き合いで月に最低2回は必ず寿司の出前を取っていて、そのたびに目の前の津軽海峡の鮪を味わっていたのだ。 鉄火巻は当然に赤身である。 だからだろうか、未だに本当に美味い鮪はトロなんかじゃなく赤身だと信じて疑わない。 熟成された赤身の、いくぶん金っ気というか血の香りのする、でも臭みではない独特の濃い旨味が唾液の分泌を加速するのだ。 そういう赤身に最近出会うことが稀である。 数年前にふらりと入った銀座のすし屋で出てきた赤身の握りが、子供の頃の記憶を呼び覚ます味だったけど、ランチには随分と高い店だったので、それ以来足を運んでいない。 普段のランチの3日分ぐらいの金額だから、その後何日かの質素な生活と引き換えに食べに行けばいいのだけど。 いや、まぁ、千秋も悪くなかった。 ちなみに、この店は声優の平野文(ラムちゃんだ!)の旦那さんの店らしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年05月12日 23時27分52秒
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