我食べる、故に我あり ～ 中国の故事 （嘘）

朝目覚めて、まだ霞がかかった頭で、今日は土曜日だからもう少し寝ていようとぼんやり思っていた。

…が、土曜日なんかじゃない。
火曜日だ。
危ないところだった。
朝から社長説明の予定が入っていた。
疲れているのかな。
飲み疲れかもね。


昼は、場外馬券売り場の裏手にある笑笑庵というそば屋に、初めて入ってみた。
町のそば屋的な庶民感はなく、ミニ会席や松花堂弁当が品書きに載っているタイプの和食の店みたいな店構えだ。

ちょっと高めの価格設定の中から選んだのは、芝えび天おろし（ぶっかけ）である。
冷たいそばの上に、小えびの天ぷら数個、大根おろし、もみ海苔がたっぷり。
そこに汁をぶっかけて食べる。

なかなかエッジの利いた麺だ。
小えび天ぷらも揚げたてで美味い。
なんだけど、今ひとつ伝わってこないんだよな。

海苔の香りが薄い。
大根おろしはもっと辛くていい。
汁もキャラが立っていない。

あと、甘味がちょっとだけ添えてあったが、これは要らないなぁ。

不味いことはないが、また来ようと思うインセンティブがない。

残念。