我食べる、故に我あり ～ 中国の故事 （嘘）

ひどいなぁ。
２０数年も組織の中で働いていると、あんまりな上司のひとりやふたり出会ったことはあるけれど、これほどひどい上司は見たことがない。
イヤな仕事を部下に押し付けておいて、平気で部下の仕事を全否定してみせる。
これほどなんのひねりもなくストレートにハシゴをはずすなんて、どういう神経をしているのだろう？
しかも、それが我が国の総理だというのだから。

今週号の週刊文春に、「鳩山前首相は首相としての資質の問題だったが、菅首相は人としての資質が欠けている」という趣旨の記事が掲載されていた。
いやはや、まったくだ。

私はこれまで改憲論者ではなかったけれど、大臣も与党幹部も匙を投げている首相を辞めさせる手立てがないならば、憲法を改める必要があるかもしれないと考えざるを得ない。

内閣不信任決議に反対した代議士たちは、どう責任を取るのだ。
なにか言ってみろ。
いっそ、民主党幹部と共に首相以外の大臣が自主的に総辞職してはどうだろう？
「もう、あなたにはついていけません」って。
そうでもしなけりゃ、絶対に辞任なんてしないよ、あの首相は。
ま、そうしたところで、辞めないかもしれないけど。

宇宙人と言われた前首相よりも、さらに予測がつかない。


こんなところで嘆いてみたところで、なんにもならないのは分かっている。
分かっちゃいるけど…


今日は少しばかり食欲があって、築地に出かけた。
河庄双園と新喜楽の間あたりの裏路地に、いつのまにか中華料理屋ができていた。
名を中国台風という。
先日、魚河岸三代目千秋の帰りに見つけ、「あんかけチャーハン」という貼り紙に惹かれていたのだ。

で、早速、あんかけチャーハンを食べてみた。

ま、普通だな。
お金があまりなくて、お腹がすごく空いているとき向けの店だろう。

それにしても、なんだか殺風景な店だ。
客があまり多くないせいもあるのだろうけれど、やけに隙間があって、ガランとした印象を受ける。
築地場内の狭苦しい店とは対照的である。