我食べる、故に我あり ～ 中国の故事 （嘘）

今夜はみなとみらいのクイーンアリスに出掛けた。
クイーンアリスは結婚する少し前だったか、結婚間もなくだったかに妻と行って以来だ（その時は西麻布の本店）。

うーん、美味しいのだけど、少しもサプライズがない。
裏返せば、それだけスタンダードな味を作り上げた証拠なのだろうけれど、正直物足りない。
ワインも価格だけは高級店なんだが、このレベルのワインなら、ヤマヤであれば３千円以下だな。
ま、レストランなら販売店の３倍前後という昔ながらの法則によれば、いくぶん高めぐらいなのだろうけれど（いや４倍前後か）。

それでも、店内は満席だ。
若いカップルのフレンチ・デビューには悪くないのかもな。
接客も特別いいこともないが、尋ねれば、そこそこ応える。
中には酒の知識がおぼつかない若い女性もいたが、すぐさまベテランが飛んできた。

減点はあまりない。
ただ、面白くはない。
そういうポジショニングを狙っているなら、成功しているのだと思う。


とはいえ、メインの肉料理に醤油味をもってくるのは、個人的には消極的に解する。
選んだのは、私だけど。