我食べる、故に我あり ～ 中国の故事 （嘘）

「総理、散髪を終えられた今のお気持ちは？」
「さっぱりしました」

テレビのニュースを見ていたら、床屋から出てきた新首相と記者のそんなやりとりが流れていた。

理解不能だ。
記者はどういうコメントや映像を狙ってあんな質問をしたのだろう？
しかも、そのシーンが放映されたとなると、番組の編成者にとって期待通りの映像だったのだろう。
髪を切って「さっぱりしました」と言う首相の姿から、どんなメッセージを読み取ればいいのか？

床屋から出てきた人に心境を尋ねれば、半分以上は「さっぱりしました」と答えそうな気がする。


会社でも、情報開示をする際に、誰にどのようなメッセージを伝えようとしているのかまるで考えずに文章を作る連中が少なくない。
そして、そんな文章が上司や関係部署のチェックを経てまかり通る。
私は、外に出る前に気付けばケチを付けるので、煙たがられているようだ。

自分がどんな仕事をしているか考えずに動いている連中が、残念ながら増えている。


私の嫌いなもの：プロ意識のない職業人


今日は、わしたショップでナーベラー（へちま）とわしたポークを買ってきた。
これでナーベラーンブシー（へちまの味噌炒め）を作ってみた。

わしたポークの塩加減を確認してから味噌を入れるべきだったな。
いや、このポークの塩加減なら味噌は要らなかった。
というか、ナーベラーオンリーの味噌炒めとポークとを別々に食べるべきだったかな。