我食べる、故に我あり ～ 中国の故事 （嘘）

今日は定食の気分だった。
しかも、魚だ。
銀座、築地には魚の定食を出す店は山ほどあるが、いざどこで食べようかと思うと案外決め手に欠ける。
迷った末に、築地本願寺前の和み竹若にした。

昨今の厳しい経済状況の中、定食も値段据え置きながらも内容がジリジリと削られていく店が多い。
それなのに、この店の煮魚御膳は前よりも充実した印象だ。
メインの鰈の煮付け、僅かながらも刺身3種、ハムカツ、糸こんにゃくと切り干し大根の小鉢、茶碗蒸し、手抜きのない漬物、布海苔の味噌汁、ご飯で千円ポッキリ。
少量多種ゆえにボリュームはさほどではないが、足りなければご飯と味噌汁はおかわり無料だから心配ない。
今の時代にこのコストパフォーマンスは称賛されていい。
TKS

食後に築地本願寺にお参りした。
改修完了は9月ということでいくぶん味気ないが、熱心な門徒である父に代わって念仏を称えた。
南無。


今日の蛇足

民主党は嫌いだけどさ。
民主党政権の足元を見て、なんでもかんでも言いなりになれと言わんばかりの自民党には鼻白む。
調子こいてると有権者から総スカンを食うぞ。
前の総選挙の反省がまるでないように見える。
ただただここ数年の野党での冷や飯食いの鬱憤を晴らしてるようにしか見えない。
貧すれば鈍する。
和み竹若のように国民の支持を得られる攻めをしなくちゃダメだよな。