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東北新幹線が開業30年を迎えた。 昭和57年の開業だ。 私が仙台に移り住んだのが、その翌年である。 わが故郷からは、4時間弱かけて海峡を渡り、青森で特急に乗り換えて3時間ほどで盛岡に着く。 飛行機で1時間ちょっとで到着する東京に比べて、なんと遠いことか。 しかし、新幹線のお陰でそこからは速かった。 ハタチの夏には、一夏、東北新幹線でアルバイトをした。 ワゴンを押して土産物や弁当を売ったり、ビュッフェで皿洗いをしていた。 お札を10枚ずつそろえる時は向きを合わせて顔を顔で隠すとか、指紋を残さないグラスの拭き方とか、その時に教わったことがあれから30年近く過ぎたが、習い性になっている。 就職活動でも東北新幹線には随分とお世話になった。 今でも、下りの東北新幹線が長町辺りから愛宕山を巻くように弧を描きながら仙台駅に滑り込んでいく時間が、堪らなく好きだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年06月23日 22時10分01秒
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