|
カテゴリ:カテゴリ未分類
また、やっちまった。 民主党政権である。 前の衆院選でマニフェストだなんだと言って机上の空論を並べた挙句に、現実にぶち当たってバンザイした反省がまるでない。 今回も党の分裂や選挙を気にして、関係各方面との調整も不十分に「原発ゼロ」を明言してしまった。 とはいえ、よく読めば「2030年代に原発稼働ゼロを可能とするよう」と書いてある。 「稼働ゼロ」であるし、「可能とするよう」だ。 つまり、原発を30年代までに廃炉にしようとまでは言っていない、ということなのだろう。 また、原子燃料サイクルを継続するとも書いてある。 原子燃料サイクルは、原発が動き続けることが前提であるのは、誰の目にも明らかだろう。 結局、脱原発派に対しても推進派に対しても良い顔をしようとして、支離滅裂になってしまったということだ。 そして、具体的策は何も書かれていない。 こんな滅茶苦茶な内容で、誰が一体納得すると言うのか。 この内容に妥協できるのは民主党の議員だけだろう。 国民はそれほどまでにバカじゃないだろう。 大臣たちにはそれが分からないのだろうか。 いまだに政治主導なんて言っているらしいけど、単に彼らの独りよがりでしかない。 社会とは利害の対立であり、それを調整するのが政治の役目だろう。 それなのに、人を動かさずに自分たちの頭の中で妄想を描いて、自らの考えに酔っているのが民主党政権のようだ。 民主党はもはや死に体であるし、近いうちに政権から転がり落ちるのは目に見えているのだから、悪あがきはやめて欲しいものである。 これ以上、君らが何か政策を打ち出したところで、事態が悪化することこそあれ良くなることはなさそうだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年09月15日 14時47分10秒
コメント(0) | コメントを書く |