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長いことケースだけあって、中身が行方不明だった。 今回単身赴任するに当たってクロゼットの奥をひっくり返していたら、古いポータブルCDプレイヤーがでてきて、その中に入っていたのを何年かぶりに見つけたのだ。 ユー・メイ・ドリームがヒットしたのは私が中学生の終わりか高校生の頃だったと思う。 中学生の前半はまだ洋楽に勢いがあった。 なんと言ってもKISSが人気だったよな。 ビートルズの後継者なんて言われたザ・ナックのマイ・シャローナとか。 で、その後出てきたのが日本のニューウェーブだ。 YMOは別格として、シーナ&ザ・ロケット、プラスチックス、ヒカシューが御三家だったと思うが、なんと言ってもシーナの歌声が群を抜いていた(サンディー&ザ・サンセッツのサンディーも良かった)。 YMOのバックアップを得て出したアルバム「真空パック」のジャケットはメンバーが身体をサランラップでグルグル巻きにした、ちょっと恥ずかしいものだったと記憶している。 が、売れだしたらすぐにジャケットデザインが変更されたはずだ。 とはいえ、彼らの音楽を一言でいえば、「カッコイイ!」 それだけだ。 私が大学生の頃、近所の別の大学の学園祭にロケットがやってきた。 シーナが出産のため休養中でシーナ抜きロケットだったのだが、これが目茶目茶ソリッドで目から鱗が落ちた気がしたものだ。 シーナ&ザ・ロケットの魅力はシーナじゃなくて、鮎川誠なんだよなぁ…って。 だから、このアルバムの中でも(I can't get no)SATISFACTIONが光っている。 それと、テクノ色のないピンナップ・ベイビー・ブルースも!(これはシーナがボーカルをとっている) サンハウス時代のレモンティーも入れてくれたらよかったのに。 なんて言いながら、ユー・メイ・ドリーム、浮かびのピーチガール、ベイビー・メイビーのシーナの歌声が耳に残って離れない。 と、この1枚を聴きながらここまで書いてきたら、ちょっと毛色の違う曲が流れてきた。 Radio Junkだ。 これはロケットの曲というよりも、あくまでも高橋ユキヒロの曲だよな。 次のクレイジー・クール・キャットなんかは、クールスかストレイ・キャッツみたいだな。 とまぁ、バラエティに富んだベストセレクションである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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