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今朝は単身赴任先で久しぶりに目覚まし時計に起こされた。 歳をとって朝早く目が覚めるというのではない。 先週まではクマゼミの大合唱で朝6時ころにはたたき起こされていた。 クマゼミの非生息地域に暮らしてきた私にはかなり耐え難い。 憎しみすら感じるほどの騒音だ。 そのクマゼミが、どうしたわけか今日はひっそりとしている。 目覚めた後に遠くで1匹鳴いているのが聞こえてきたが、うるさいというほどではない。 どうした?クマゼミ! そういえば、同僚が「クマゼミは暑い時は鳴かない」と言っていた。 確かに、朝これでもかとばかりに大鳴きし、昼にはぴたりと鳴き止み、夕方からまた大合唱が始まる。 ついに朝も鳴けないほど暑くなったということか。 ホントに暑い。 暑さのあまり、ひとつ告白しよう。 先週末、私は転向した。 そう、ステテコ党入党宣言だ。 あれはもう20数年前のこと。 会社帰りに同僚たちと近くのスポーツクラブでスカッシュをしようということになった(なんてオシャレなんだ。でも、後にも先にもスカッシュなんてその1度きり。しかも男ばかり)。 で、ロッカールームで着替え始めたら、7年上の先輩がステテコをはいているのに気付いてしまったのだ。 私がまだ20代半ばだったから、先輩だって30代前半だった。 それなのに、ステテコである。 マジですかっ! スカッシュ後の居酒屋では、先輩からステテコがいかに素晴らしいかを滔々と聞かされた。 その先輩によれば、ステテコの第一の目的はスーツのズボンを傷めないことだそうだ。 汗や摩擦から守ってくれるのだという。 そして、第2には涼しいという。 ズボンが汗でべったりと肌に触れないことにより、涼感があるのだと主張していた。 とはいえ、若かった私には、「30過ぎたらオヤジだな」と呆れて聞いていた。 (しかし、まぁ、そんな話をよくもいまだに覚えているものだ。) あれから幾星霜。 先週、他社の方々と飲み会があって、隣に座った初対面の方がステテコ派をカミングアウトしたら、もう一人も「そりゃあ、夏はステテコなしでは過ごせません」と同調したのだ。 そして、2人でそろって「ステテコをはいた方がはるかに涼しい」と言う。 そんなバカな。 暑さのあまり一枚でも多く脱ぎたいと考えている私にとって、今よりも1枚追加するなんて、しかも、その方が涼しいなんて俄かには信じ難い話だった。 ただ、汗をかいた足にズボンが直に触れないのがいいという、20数年前に聞いたのと同じ説に、オヤジとなった私は反応してしまった。 さっそく週末にステテコを買ってきてはいてみた。 快適だ。 下半身の汗まみれ感がない。 涼しいとまでは言わないが、暑苦しさがかなり緩和されている。 なんてこった、20数年間もこの快適さを得るチャンスを自ら放棄してきたとは。 すぐさまステテコを買い足しに出かけた。 まだ、ステテコ未体験のアナタ、騙されたと思って今すぐTRYせよ。 今日はビールが旨いなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年08月12日 19時59分12秒
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