我食べる、故に我あり ~ 中国の故事 (嘘)
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「漸く」と言うべきだろう。 世界遺産好きの私が、こんな近くにいながら未だに行っていなかった。 そう、姫路城である。 年明けまでこんな様子↓が見られます。 これ↑は模型で、実際はこんな感じ↓。 西の丸↓の長い廊下も良かった(千姫の恋物語の看板は余計だけど)。 姫路城の次は、播磨西国三十三ヵ寺巡礼のスタートだ。 第一番は書寫山圓教寺である。 車で麓まで行き、ロープウェイで上るという安易なコースと思ったが、ロープウェイを降りてからも結構歩く。 2週続けてのハイキングとなってしまった。 山歩きの先にようやく仁王門↓。 いつも写真が斜めになってしまうのは、普段から世の中を斜めに見ているせいだろうか。 清水寺みたいな舞台のある摩尼殿↓は大き過ぎてフレームに入りきらなかった。 大講堂↓ 奥の院には鬼がいた。 屋根を担いでいる。 圓教寺の御朱印をいただいて、第二番の富田山性海寺へ。 ↑ 寺なのになぜか獅子が出迎えてくれた。 駐車場には車が10台以上も停まっていたのに、境内には誰もいない。 鄙びた古い寺である。 そして、どこにも人影はなく、御朱印授け所も見つからず、結局はいただけなかったのである。残念。 そして、第三番の八徳山八葉寺へと向かったのだが… 辿り着けなかった。 途中まで看板が出ていたので、それに従って行った。 しかし、道は段々と細くなり、ついには「このまま行ったら、Uターンもできず山の中で身動きができなくなるんじゃないか」「対向車が来たら、脱輪するか崖下に転落だな」と思うような山道になり、諦めて引き返してきた。 帰宅してネットで調べてみたら、八葉寺の訪問者たちのページには立派な駐車場が写っている。 おかしいよな。あの道の先にこんな駐車場があるはずがない。 それじゃ、道を間違ったのか? いや、道に間違いないようだ。 狸か狐に化かされたのかもしれない。 というわけで、播磨西国三十三ヵ寺巡礼は、初日で挫折してしまった。 やれやれ。 気楽に行ける寺だけ行ってみよう。