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眠りが浅いせいだろうか。 夢をよく見る。 明恵上人に倣って夢を書き記してみようと思うのだけど、目覚めて間もなく忘れてしまうことが多い。 それでも、たまには記憶に残る夢もある。 最近見たもので、珍しく強烈に覚えているのは次のような内容だった。 転勤前に所属していた業種を問わない団体の研修旅行のようだ。 最初はバスに乗っていたのに、いつの間にやら船に変わり、やがて目の前には雪に覆われた島が見えてきた。 「利尻島だ」と夢の中で確信する。 岸壁というにはあまりに粗末な岸に船が着き島に上陸すると、思った以上に雪深い。 仲間たちがすぐ目の前のホテルに入っていく。 なぜか私だけ少し遅れて建物に入ると、そこには誰もいない。 奥から1人の男が現れると、それは昔の会社の同期だった。 某団体の仲間との旅行、雪の利尻島、消えた同行者たち、そして昔の同期。 何を読み取れば良いのだろう。 最近になってその団体のOB会の誘いが来ていたのが、呼び水になったのは間違いないのだろうが、利尻島なんてまるで縁がない。 しかも、この季節に雪だ。 仲間は消え、古い友人が現れる。 意味ありげだよな。 それから、昨晩の夢だ。 家族で東京駅の新幹線ホームにいた。 発車時刻を過ぎているのに、何らかの理由で足止めを食らっている。 ホームには電車が入っているが、車両はなぜか普通の通勤電車だ。 妻と子は待合室で旅行鞄を開け、荷物を広げている。 私は、すぐに出発するかもしれないとイライラしながら、電車の横に立っていた。 アナウンスが「この電車は東京駅を出ると次は静岡に停まります」と言っている。 そして、急に発車ベルが鳴った。 家族を待合室に残してひとり電車に飛び乗った。 動き出した電車の中でも、車掌が「次は静岡、静岡に停まります」と言っている。 だけど、私はわかっている。 どう考えても、次は有楽町だ。 案の定、あっという間に有楽町に着いて、ドアが開いた。 降りて東京駅に戻るべきだろうか? それに、新幹線で東京の次の停車駅が静岡だなんて、あり得ないだろと夢の中ですら思っていた。 ま、夢なんて不条理なものなんだけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年07月15日 21時31分21秒
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