「ご機嫌なコーラス」と「バンドアンサンブルの調和」
今、私たちは、地元でバンド活動をしています。月1回の活動が2箇所、2ヶ月に1回の活動が1箇所あります。メンバーは、ウクレレ・ボーカル1人、キーボード・ボーカル1人、ギター・ボーカル1人、ベース1人とこれにウチのバンドのボーカルなどが入ることがあります。言いだしっぺは、ウクレレボーカルの人で、ハワイアンのベテラン。佐々木敢チャン(マヒナの佐々木敢一さん)と大親友で口癖が「地元で」と「ご機嫌なコーラス」とにかく自信満々怖いものなしで、中小企業の社長さんのような人です。コーラスに絶対の自信を持っているようで、ハワイアンをやっている時は何とか我慢できるのですが、スナック大好きで2次会3次会に連れて行かれて、そこで歌謡コーラスの真似事としか思えないものを、お客さんが歌うときでも何でもかまわず「♪ア~~、ウ~~」とマイクを使ってやるもんだから、こちらは気が気ではありません。「俺が歌っているときに、余計なことをしやがって!!」なんて、喧嘩にならないとも限りません。それも、コーラスとしてビシッと決まっているならまだしも音を探りながらの大声だから、ヒヤヒヤもんです。それともう1人は、キーボード・ボーカルの人です。歌謡教室の先生で、大勢の生徒さんを持っているようです。この人は、ハワイアンにはあまり詳しくなかったのですが、とにかく練習熱心(自分で練習する)で、歌もたくさん覚えましたし、声も、キーボードも大きいです。勿論歌謡教室の先生ですから、スナックなどに行くと、他のお客さんより多く歌って喝采を得ています。もう一つ気がかりなことがあります。それは、ハワイアンをやる時です。とにかくご機嫌なコーラスを目指していますので、何でもコーラス、それも極めて大声です。曲に、静かな曲も何もあったものではありません。常にコーラスをやっているように聞こえるので、ユニゾンでやっているのとあまり変わりません。耳が慣れてくるからです。それに、キーボードのギャーというオルガンの音が重なれば、どうなるか想像できると思います。静かな曲もやりたいです。明日、その地元の会で、気が重いです。