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空想世界と少しの現実

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緋褪色

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カテゴリ:オンナ心
やっぱり痩せたな。裸のまま鏡を見つめて想う。時折全身を姿見に映して、身体を確かめる。解ってる。こんなの無意味だって。でも客観的にならないと、がんと戦っていけない気がした。いくら愛する人が支えてくれるといっても、自身に潜む病に立ち向かうのは、他でもない私自身なんだもの。

胸から痩せちゃうんだな、女って。元々ふくよかでなかった胸は、微かなふくらみが残るくらいにぺったんこじゃん。あーあ、これじゃまな板だよ。
「ごめんね、雅夢。魅力的な身体じゃなくて」呟いて一人で苦笑。胸の事を気にしているのを知っている彼は、慰める為なのだろう、こんな言葉で私に変な励ましをくれるんだ。


「いいんだよ、俺は胸の小さな女が好きなの。それに一番大事なのは下のお口でしょ!」
「もう、雅夢のえっちーっ!!でも、ありがと。下着買い換えないとなぁ~!」

「じゃ、俺が選ぶっ!!シースルーなんてどう?これいいじゃん!美香に似合いそう」
「えーっ!!紫?派手派手しいよ~!そっそれに・・・これってバストトップ見えてない?」

「見えてる・・ね。それもセクシーでいいんじゃね?最終的には脱がしちゃうんだけどさ」
「なんか、私達の会話、非常に笑ロくないですか?あっ!!これ素敵っ!!」

「また黒~?たまには違う色のランジェ着てよ~!情熱の赤とか?」
「赤はやーだっ!!せいぜい妥協して、さっきの紫のシースルーよ!」

さっきまでベットの上で、通販のカタログを見ながら、二人でごろごろしながらしていた会話を想い出す。
挙式後、ウエディングドレスのまま部屋に戻って、早速お姫様抱っこで寝室に連れて行かれた。立ったままキスをしながら、サテンのドレスをもどかしそうに脱がせて、白のガーターストッキングを見て、ちょっと照れたように笑った雅夢。


「花嫁を犯すみたいでどきどきする。白の美香が俺色になったら、何色なんだろうな」
「雅夢はきっと蒼だよ。私達が出逢ったのがBlue moonだから、ね?んっ!!」

「すげーいいよ!見てごらん、美香。姿見に映ったお前の身体、めっちゃセクシーだぜ」
一瞬でキスを奪い、私の背中を壁に寄りかからせ、唇から首筋にキスを繰り返しながら、ガーターストッキングを脱がしにかかる手。いつもより数倍温かく心地が良かった。立ったままの状態でさっさとショーツを脱がされ、右足を持ち上げられて、彼と一つになった。

立ったままなんて初めての経験。いつもよりも激しく、私を求めるのはなぜだったんだろう。花嫁になったから?それとも特別な日だから?そんな事を考えながら、行為を味わっていたんだよね。
抗う余裕などなく何度も快楽を味わう度、雅夢は意地悪な言葉を耳元で囁くんだ。


「そんなにいいの?もっと声出して・・美香。ほら聞こえる?お前の此処の音。めっちゃ興奮しちゃうんですけど?」
「あっ!!んンっ!意・・地・悪っ!ハぁ・・」声を上げないようにしても、いつもより情熱的なsexはそれを許さないかのように、更に深い処にまで入る彼。鏡に映っている私達の姿が視界の端に入る度、恥ずかしさでいっぱいになってしまう。顔を赤くすると益々嬉しそうな雅夢。

「可愛いよ、美香。ぬれ顔がすっげー色っぽい!もっと夢中にならないと!鏡なんて気にしないの」
「もうっ!!鏡の横で始めたの雅夢でしょっ!!」私の非難に小さく舌を出して、まるで悪戯っ子の表情をする。なんか悔しくなっちゃって、ピンクのマニキュアをした爪で背中を引っかいた。

「イタタタっ!!美香っ!!痛いよ~!酷いなぁ~!止めちゃうぞ!」
「鏡の隣では止めようよ~!ね?お願いだから?」

「しょうがないなぁ~!ま、嫌だって言うのならしょうがないか」
動きを止めて身体を解放した彼は、数回可愛いキスをくれた後、軽々と私をお姫様抱っこしてベットに運ぶ。その首に甘噛みして今度は私が意地悪すると、クスクスと笑い声を上げる。

「美ー香っ!!くすぐったくて手に力が入らなくなっちゃうよっ!!よっと!」
「君が意地悪ばかりするからでしょ!お返しよ!」!ベットにそっと下ろした雅夢がウインクして、私はあっかんベーで返す。まるで子どものような私達。

「濡事の続きしよう!美香。お前の乱れる姿たくさん見たいな。今度は鏡無いから平気だろ?」
「んも~!ホント閨事が好きですね、君は。ま、人のこと言えませんけど」もっとも、男の人で房事が嫌いな人はいないだろうけど。女だって好きなんだもんね。ふと考えて苦笑する私に、立っていた雅夢がベットに乗って、愛おしそうに視線を注いだ後、舌を絡めたキスをくれたんだ。

その後はもう彼のペース。多分出逢ってから、一番求められたんじゃないかな。私が達する度にとても嬉しそうに微笑むんだもの、恥ずかしくなっちゃう。そういうものなのかしらね?男の人って。それにしても、雅夢ってばお風呂上がるの遅い。「どうしたんだろう?」独り言を呟いて、バスタオルを身体に巻きつけた後、寝室を出た。


スイートルームの風呂の浴槽は広くていいよな。白の陶器で出来た、円形のジャグジー付きの浴槽なんて初めて入ったぜ。美香は一足先に上がったけど、くたくたの身体を休ませたくて、まだ風呂場に残っていた。時折、強烈な眠気が襲い掛かり、顔が湯船については目が覚める。

「ヤベー!美香に見られたら寝ろって言われるな」つい独り言。

「そうよ!寝なさい、雅夢。いつまでも入ってると身体ふやけちゃうよ!」
バスルームのドアの外から彼女の声。「なんだ、居たの?もう一回入らない?美香」
「えーいいよ~!私。もう髪も乾かしちゃったも~ん!」

「なんだよ~!つれないな~!いいもん!強引に入れちゃうから。ほら!おいで!」湯船から急いで上がって、すりガラスのドアを手前に開けると、裸の彼女が立っていた。
「なんだ入る気だったんだ。手、貸しな。万が一滑ったら危ないからな」小さく頷いて、華奢な右手を俺に差し出す。慎重にバスルームに足を踏み入れたのを確認し、美香のウエストに右手を添えた。

痩せていく美香が気の毒で痛々しい。その部分は彼女が一番よく知っているし、俺も触れたくない。
骨盤の骨がはっきり判るくらいだ。「入れるか?」問いにしっかり頷く。手を離すと少し笑い、浴槽の縁に左手を添えて、ゆっくりとした動作でジャグジーに入った。確認し俺も続く。


「せっかくスイートに泊まれるんだもん、リラックスしたいもんね!」
「同感。でかい円形のジャグジーってさ、セレブ気分じゃね~?あ、美香はセレブだっけ!」座りながら答える。

「ごめん、セレブって言葉、あんまり好きじゃないよ。自分には似合わない言葉だと想ってるから」
「ふーん。そうなんだ」特別視されるのが嫌なのかな。ま、俺にとっては、美香は美香でしかないんだけど。「ね、何でそんなに離れてるの?あ、襲われると想って警戒してるんだろっ!!」

「そりゃそうよ~!雅夢は、発情期かっていう位激しいんだもん」「でも嫌いじゃないでしょ?こっち来いって。大丈夫、風呂場では襲わないから」上目遣いで軽く睨んで苦笑する彼女。ホント可愛い女だよ。「おいで。お前と寄り添って居たいんだよ」その言葉に頷き、対面に座った彼女は、湯船に浸かったままゆっくり身体を移動させる。その身体を背面からゆっくり抱き締めて、首筋に口づけた。

「お前に元気を与えたいから、何度も何度も抱くんだぞ。解ってるよな?」

「解ってるよ。ありがとね、雅夢」そう十分過ぎるくらい解ってる。君の気持ちも励ましもね。命を吹き込むような彼との交わりは、生きる元気を与えてくれている。力強い彼の腕から伝わる温もりは、挫けそうになる気持ちを支えてくれるんだ。
「雅夢、ホント感謝してるよ。甘えちゃうばっかりになるけど、夫として最後まで支えてね」


「当たり前だろ。お前の旦那だぞ。いっぱい甘えていいんだ。全部受け止めてやる。何も心配するなよ。美香は自分の事だけ考えればいい」そうさ、それだけでいい。美香が、一日でも長く命を繋ぎとめられるなら、何だってするよ。

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どうも~!美香ですっ!!ちょっと間が空いちゃったけど、更新です!今日は大好きな雅夢と、結婚式を挙げました。花嫁姿に、彼も嬉しそうだったな。参列者は彼のお母さんだけだったけど、幸せです!
さっきお風呂から上がって、雅夢はベットでランジェリー見てます。え?なんでかって?それはですね、美香の胸がまっ平らになっちゃったからでぇすっ!!

ああ~!ただでさえ貧乳なのにぃ~!雅夢のようなまっ平らです~!ブラ要らない?雅夢が気を使ってランジェ選んでくれているんですが、彼の選ぶものは、とっても笑ロティックなので、どんなものが送られてくるのか怖いです!
一度に二十枚ほど注文すると張り切っています。なんだかえらく真剣なんですけどっ!!

この際だからばらしちゃお~!彼はね、とってもえっちぃなんです。閨事大好きなんです。油断してると、昼も夜もあったものじゃなく襲われます。
男の人ってそんなものなんですかね?それとも雅夢だけ?若いからか??あ、こっち見てます。手招きしてます。どうやらランジェ選び終わったようです。見てみましょう。って!!

いやああああああああって感じのばっか丸がついてますっ!!雅夢に選ばせるとみんな超セクシー系ですっ!!しかもニヤッてしてますっ!!笑ロ~い!

却下は受け付けないそうですっ!!ああ!もう携帯から注文を始めてますっ!!うああっ!!なんて男だ~!数日後に怪しげな下着が届くんだろうなぁ~!それを着させられてニヤリと笑う彼が想像できます。雅夢がパソコンよこせと言ってます。では此処からは、彼の書き込みです!雅夢君、どうじょ~!



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Last updated  2008/09/21 11:03:31 PM
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