くーたん日記

友達に勧められて読んでみました。
リリー・フランキーの
『東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~』




読んだ人、皆そうだと思いますが･･･笑って泣けました｡：ﾟ(｡ﾉω＼｡)ﾟ･｡

不器用な感じがなんだかリアルで快い親子関係。
幼い頃からの回顧シーン（？）の合間にある心に響く文章。

ママンキーが自分の母親と似てるトコを発見するたびに胸が
ギューってなった。
人をもてなす気持ちや「ちゃんとまともなもの食べてんの？」って
心配するとこや、貧乏性なとこや、素朴で愛情一杯なとこ。
私の文書力じゃあ表現できないけど、とってもよかった。

母親の誕生日をすっかり忘れそうになったばかりの私。。。
いかんいかんと思い直し、まずは近々実家に帰ろうと思った。

親に対してここ数年で気付いたことがある。

基本的に強気で、人に弱いトコを見せたくない私。
（誰かさんにはバレてるけどね～笑）
いつからか親に対してもそういう風に接してたし、長男意識的な
ものがあって（笑）、私が面倒みたるよ、位の勢いだった。
心配させないのが親孝行と思ってたし。

でも。
去年、仕事がものすごくうまくいかなくて大変な時期があった。
そういうコトも含めて悩んでることを親には何も言わなかったけど、
私の様子で分かったみたいで、いつもならありえない位の勢いで
追及され、現状を白状（？）。

そしたら、父も母もガゼンやる気になって、異様に元気（笑）。
子供が困ってる、という状態にやたらな活力を見出した様子で
「お母さん頑張るからね」とか言って張り切ってきた（笑）。

頼ったり甘えたりすることが親にとっては嬉しいらしい。
ということが分かった。　まぁ限度はあるとしても。

そんなコトを改めて思い出した本でしたわ。東京タワー。

お勧めです♪