マルベリー家のミミズとエコガーデン

　さて問題の籾摺りに挑戦する。
　　
以下全部同じように見える画像の羅列だが、それぞれに重大な(？)意味がある。

字幕　------＜Project X＞が大写しに現れる。そして、＜もみすり＞の文字が。

♪～中島みゆき「地上の星」が静かに流れる。～♪

　道具は、ホームセンターで買ってきた１００mm角、１０mm厚のクッションラバー２枚。

　とりあえずやってみた。一つまみのモミをラバーの間に挟み、足でぐりぐりと２０ツイスト。
摺れるが、間からこぼれる方が多い。また、下のラバーも一緒に動き、ツイストしづらい。



　間からこぼれないように、少し量を調整した。しかし、今度は、ラバー同士の摩擦で回転させることが出来ない。



　回転しづらかったためいろいろ動かした結果、やはり間からこぼれてしまった。

　数々の難問が押し寄せ、挫折した。一升瓶につめて、桑の枝でザクザクつく方法がやはりいいのではないか？その思いが何度もよぎる。しかし、それでは精米まで同時進行になってしまう。やはり籾摺りにこだわりたい。眠れぬ夜が続いた．．．。



　回転しやすくするために、モミの量をさらに少なくして、その周りを手元にあった糠でとりまいてみよう。糠を潤滑油にしよう大作戦だ！誰かが叫んだ。



　奇跡が起こった。これが大成功。
２０ツイストで６割以上のモミが取れた。米が割れるということも全くない。

♪～中島みゆき「地上の星」が、少しハイテンポで流れる。～♪

ここまでは素足でラバーぐりぐりをしている。しかし！画像からも読み取れるように、素足でぐりぐりには致命的な落とし穴が隠されていた．．．。

♪～ＢＧＭ消える～♪



　小規模手動籾摺りの最も近代的なやり方は、定着している。すり鉢にモミをいれ、軟式野球のボールでスリスリ手法だ。しかし、彼は二番煎じを飲まないことを選択した。否、すり鉢を使うことに疑問を抱いているからそれを否定した。彼の野望は無謀のまま終わるのだろうか．．．。

♪～エンディングテーマとともに～♪　

　　　字幕　ーーー　＜つづく＞が写され、消える。