マルベリー家のミミズとエコガーデン

　ニンニクを収穫した。昨年、台所に放置されていた小さなニンニクを７片いろいろなところに埋めたものだが、その内少し小ぶりなものが葉を枯れさせ始まったので、２つだけ今日掘り出した。

　小ぶりとはいえ、親よりはかなり大きく育ってくれた。

　根を切り、天日にさらしていたのだが．．．．．．。

　あれ？．．．？　ふと、考えた。




　考えてみれば、掘り出してすぐのニンニクって、今まで数十年生きてきて、食べたことがないのでは？

　はい、食べたことがありませんね。そんなことを考えたことさえありませんでした。

　で、登場したのが、コンパクトストーブ１つと、百円ショップで購入した鋳物フライパン２つ。

　一皮むいてから洗って、フライパンに投入しもうひとつのフライパンを蓋代わりに載せて、弱火で焼く。コンボクッカーのミニ版だ。無水で蒸し焼きする感じ。



　さて焼き蒸し上がりました。



　表皮をむいて、反対側から押し出すように力を加えると、つるっと蒸しニンニクが出てくる。火を止めてから余熱でしばらく蒸していたので、程よい熱さ。

　．．．ん？．．．えええええ！！！．．．？．．．あれ！
．．．！！！！
　うまい！本当にうまい！ホクホク。しかもニンニクの匂いも程よく、臭さは全く残らない。

　さてどうしよう。予定では残る５株のニンニクは、乾燥させた後オイル漬けにして調味料として使う予定だったが、少し考え直した方がよさそうだ。

　収穫後即、生のまま蒸し焼きで食う。たまりませんねぇ。

　そして、こんな贅沢があるだろうかと思う。オイル漬けは、別途購入ニンニクでやろうかな？
　
　これぞ家庭菜園の醍醐味ですね。