マルベリー家のミミズとエコガーデン

　昨年は４割近くがとう立ちしてしまったタマネギだったが、今年は逆に生育が悪い。元肥だけで追肥をしなかった所為だが、それでも２本だけとう立ちしているものがあった。

　夜間の撮影のためピンボケ失礼。



　これは、即引っこ抜いてすぐスライスして生で食べた。
水でさらすと血液さらさら成分が流れ落ちるという話を聞いたので、水でさらさないでスライス後一時間くらいそのまま放置しておいてから食べた。これが意外とうまい。

　醤油は、味噌のたまり醤油で賞味期限を二ヶ月以上過ぎたもの、これが甘みと旨みがあってうまい。

下の写真は、そのとう立ちタマネギ。かなり小さいが、私が一回食べる分にはこれくらいがちょうど良い。



　今のところとう立ち株は２本だけだが、今年はいっぺんに収穫しないで、しばらくは少しずつ食べる分だけ収穫していき、６月中旬頃全部収穫していく予定でいる。

　今年は１００本弱の株で昨年より少し少ないくらいだが、何しろ原発事故の所為で他所に送ることもできないから、全部自家消費する予定でいる。

　この近辺では、今は出荷制限されている作物は無いようだが、風評被害というものは実に恐ろしきものだから。

　私がいくら農の素人でも、「フクシマ産」というだけで、自分が育てたものが捨てられてしまうのは、やはりしのびない。

　本当かどうか分からないが、他所で、「フクシマ支援の目的で購入された野菜類」が、購入直後ゴミ箱に捨てられている話を聞く。

　私は、これがもし本当なら、その方のお気持ちは大変ありがたいとは思うが、一方ではやはりそんな支援は要らない。と、思う。

　そして、「がんばれ」とは言って欲しくない。