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テーマ:種から蒔く楽しみ(1410)
カテゴリ: |__種から育った花
前に、日記に書いた「ひまわりを植えた汚泥プランター」を、ガイガーカウンターで計測した。
測定高5cmでの計測、5回計測平均 2.37μSV ここはかなりいまだに高い。 カウンター表示が赤色に変わっている。(デフォルト設定で1μSVを超えると赤色表示になるようだ。) ※下の画像の数値はその最大値で、1回ごとに計測値がばらつく。1.87 1.73 2.36 2.14 3.75が計測値で、平均が2.37μSV となる。 しかし、当初、汚泥だけのときは7~10μSV だったことを考えれば、4分の一に減ったことになる。 土壌改良のため汚染されていないパーライト、軽石、自家製腐葉土を混ぜたために線量が低下したと思われる。 ひまわりに除染能力があるかどうか、それは今後に期待したい。 尚、1メ-トル高での測定値は、平均0.494μSV。 前の日記で紹介したが、児童公園の1m高数値は5回計測平均0.678μSVだから、これより低い数値を示した。児童公園での5cm高の平均数値は、0.77μSVであるが、こちらは2.37μSVと桁違いに高いにも関わらずである。 これによって分かることは、除染の第一歩は、高濃度のものを小さな面積に集積しそこに近づかないことにつきる。あたりまえのことだが、それによって被爆量は激減する。 家庭内の小さな空間においてもである。 放射線が怖いからと何もせずにいることこそが被爆量を高めることになる。 まず家庭では、室内の清掃を徹底すること。雨どい、雨水の流れの悪いところを洗浄し、庭の草を刈り、できるなら地面の表土を剥いで、それらの汚染物を敷地内のなるべく誰も近づかないところに集めておくべきだ。小さな庭の内部ででもこれは有効だと思われる。 そして次に、町内会単位でのそれらの行動も続けてやらなければならない。行政を頼んでいたのでは、自分の、そして子供たちの被爆量をいたずらに増やし続けていくだけだということを認識すべきだ。 一般家庭、町内会単位で各所に集められた比較的高い汚染物質は、最悪の場合いつまでもそのまま放置されるかもしれない。今までの行政のありようを見てもその可能性は十分ありえる。 しかし、それでも一般生活レベルでの被爆は、かなり低減すると、私は思う。 まず、行動を! 唾棄すべきは、資本の論理、政治屋の倫理観なき論理、政治的学者の愚民蔑視的論理、マスコミの定見無き宣伝、行政職員の「安全第一」を装った自己保身的提言などなどだ。 これらに惑わされ行動が遅れるということは、私たち自らの墓穴を掘ることになる。 とにかく急いで、前に前に進んでいかないといけない。 でもね、6月22日に種を蒔いた「ひまわり」は、こんなこととは関わりなく順調に生育しています。まさか放射能の所為で元気なわけでは無いですよね。 そして、このプランターのひまわりの成長を見るのが、なぜか楽しい日課になっている私がいる。 _____________ CAUTION ! ★これらの計測値は、あくまでも安価なガイガーカウンター(SOEKS 01 ロシア製)での計測であり、あくまでも参考値にすぎませんので、ご注意ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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