マルベリー家のミミズとエコガーデン

　今年は大震災以降、家庭菜園は休みでした。

全くやる気がおきない。震災の影響で仕事が忙しかった所為もある。成果は無いのだが、雑事が多かった。

　もちろん放射能の問題もある。

　今思えば震災の影響は大きかった。その上放射能問題が重なり気持ちが少し折れたのだろう。

　しかし、初夏収穫の我が菜園のタマネギ、ニンニクはもちろん食べたし、頂き物の夏野菜、タケノコ、シイタケは食べた。

　ただし、今年は頂き物の夏野菜は多かったが、シイタケ、タケノコは少なかったように思う。もってくる方にも遠慮があったのかもしれない。

　そして今日、マツタケをいただいた。

　少し空間線量の高い地域で採れたマツタケで、通常市場には出ることが無いものだ。

　早速、ありがたく食べるつもりだが、炊き込みご飯にするか、網焼きにするか迷うところではある。



　私は放射線被曝はあまり気にしないほうだが、全く無関心というわけでもない。

で、土のついたままも状態で放射線量を測ってみた。

　食べ物の場合はこのガイガーカウンターでの計測は無意味らしいが、参考までに。

　意外と低い。



５回計測平均で０．１７６マイクロシーベルト/Hだ。思ったよりはかなり低い数値だ。

　最高値がこれ。



　９月に除染を期待して植えたひまわりを伐採したが、そのときの数値はこれ。

　除染能力を否定されたヒマワリでさえこの数値を上回る。



　これは素人の無意味な比較かもしれないが、この数値を参考に、明日のシイタケ料理を決定した。

　頂き物のおいしい新米とシイタケの炊き込みご飯とする。
そういえば頂き物の利尻の昆布もあったっけ？これでだしをとってね。

　でも、もしかすると日本酒が切れているかもしれないな．．．。薪での炊飯は外は寒いし少し厳しいかな．．．。ガスで炊こうか．．．。

　でも、外にカマドみたいなものを作りたいな．．．。

　私は決してグルメではないのだが、こんなことを考えている自分を見ると、自分自身が元気になってきた。

　ところで家庭菜園の話。我が庭を、来年どんなふうにするかは未定だが、土作りだけはしておく予定だ。