マルベリー家のミミズとエコガーデン

　桑の実が熟して鳥たちが食い荒らしていく。毎朝掃除するのが大変な季節になってきた。



　ヒヨドリ、オナガ、山鳩、カッコー、そしてスズメと入れ替わり立ち代わりやってくる。
　できればもったいないので全部食べて言って欲しいのだが、食い散らかす。

　地面に落ちたものを食べるのは、スズメと山鳩と、そして蟻、たまにダンゴムシだ。蟻とダンゴムシは害虫とされるが庭の掃除屋でもある。

　実は私もこの「桑の実(kuwago)」を時々つまみ食いするのだが、正直まずくは無いが、おいしい！というほどでもない。

　甘味は意外と思うほどあるが、少し草の臭いがあり、舌触りも種のざらつきが面白くない。

　しかし、これは生では絶対流通しない。ブルーベリーもそうだが、生食できるのはそれを育てている人しかできない。その意味では味わいぶかい逸品ではある。

　しだれ桑は、数日前に先端だけカットしたが、もう一度剪定しなければならないくらいになってきた。その成長力は強い。



　　何度も言うが、彼らたちがこの「マル(mulberry)庭(garden)」の主役である。