カテゴリ:暮しの手帖
建て直しを控えた実家の母が送ってきた1世紀の暮しの手帖をパラパラと見ていたら、犬養道子さんの連載が目に留まりました。
「東京国と大阪国」(連載第10回)99号です。 犬養さんはこの文を書く2年前に東京から芦屋に居を移されて、連載にも東京と大阪の違いをテーマにいろいろと書かれています。 「口を開けばお里が知れて、返ってくる言葉は『おおこわ』」 「買い物は神戸か、東京。大阪ではしなくなった。」 「丁寧に依頼を断った場合でも、表現がきつすぎる。」 などなど、大阪の人が読んだら、どう思われるのだろうという エピソードが満載です。 関西に来てまだ日の浅い東京人の私には、かなり面白かったのですが、さすがに36年前と現在では様子も違うでしょう。 でも、この前クリーニング屋さんで順番を待っていた時、洗濯物を出そうとした方が、割引券を忘れてきたようで、店員さんに「急がんしなぁ・・・・・・・・・・・」位の呼吸の会話で今回は出すのを止めるのを目撃したことを思い出しました。 私だったら、「じゃあ、今日はやめてまた今度にします。」って言うでしょう。 やっぱり、物言いがきつくならないように、注意しなくてはと、思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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