王さまの白い石

暖かくなってきたら、ふと昔の春休みの記憶がわいてきました。
祖母が３月末の誕生日だったので、祖父母と、従兄姉といっしょに伊豆方面に２泊くらいの小旅行に行くのが定番になっていた何年間かがありました。
伊東駅のおいなりさんを必ず祖母が買ってから宿へ向かったものでした。
老夫婦と孫たちの旅なので、何にも、とりたててすることもなく、のんびり温泉に入って、ごろごろして、散歩して、食べて、という感じだったのですが、今、懐かしく思い出します。

さて、現在の我が家で、伊東に代わる場所が琵琶湖畔になりつつあるかもしれません。
琵琶湖の北岸　海津大崎　は、桜の名所なので、４月に入ると、宿もとりにくくなりますが、スキーは終わり、桜はまだまだという、３月下旬は、静かで、のんびり過ごすにはなかなかいいのです。
何にも、することはありません。おまけに、温泉もありません。
でも、また、今年も行こうよ、と子供達が言い出すようになってきて、遊園地も動物園も苦手な旦那は、内心、喜んでいるようです。