テーマ:京都。(6118)
カテゴリ:その他
午前中は出られなかったので、京都テレビで御所からの中継を見ました。
いつもお昼の番組で京都のことを裏から表から詳しく解説してくださる先生と、黒木あゆみさん似のKTVのアナウンサーともう一人ゲストの解説の方とで、行列の人々の役割や装束、持ち物などについて、詳しく説明してくれていて、それが後で生で見たとき役に立ちました。 2時半くらいに加茂街道に着き、鴨川の河原でのんびり景色を見ながら座っていたら、2時50分くらいに先頭のお巡りさん(?)が見えてきました。 お巡りさんも馬に乗り、紫色の軍服のようなものを着ていました。 その後、音楽もなく、ただただ、淡々と平安朝の装束の人々の行列が続きました。 大きな牛車は藤の花で飾られ、実際に目で見ると、その大きさに驚かされました。 大人が悠々と中で寝食しながら旅ができるほどの大きさです。 厄よけの意味のあるという花笠は、先頭のには山吹、後のには、赤とピンクの牡丹の花が飾られていました。 実際に、持っているのは一人なので、とても重そうでした。 男の人ばかりの行列がずっと続いた後、女人列になりました。 先の花笠とは違って、軽そうな傘をさしかけてもらったあでやかな衣装の女人。 そして、京都の未婚のお嬢さんから選ばれた「斎王代」の乗った、腰輿。およよ、というのだそうです。 代々、京都産業大学の合気道部の学生さんが担ぐことになっているそうです。 牛車からして、およよももっと大きなものかと思ったら、意外にも小さくて、人一人座っているのがやっと位でした。それにしても斎王代のお嬢さんの美しいこと。20キロ以上もある十二単衣を着て、今日は朝から大変なことでしょうに、ほほえみを絶やさずに。 その後、馬に乗った女人が続きます。騎女(むなのりおんな)というそうです。 うちの娘は、斎王代より、騎女になりたいなんて言っていました。 あれよあれよという間に行列が終わり、出町柳まで鴨川べりを歩いて帰って来ました。 今日は雨も降らず、暑くもなく、ほんとにいい葵祭でした。 家に帰ってきて、夕刊を開いたら、行列の馬が1頭暴走して、乗用車と衝突、その後2キロほど逃走して、堀川御池でやっとつかまったという記事が出ていました。 16日、朝刊の京都版にも、3年ぶりにお天気に恵まれ、最終到着点の上賀茂神社まで到着できたと、でかでかと出ておりました。 それにしても、斎王代のお嬢さん、きれい。これに出たら、いいところから、たくさん縁談がくるんでしょうね。(まあ、元々いいところのお嬢さんでしょうから、あまり関係ないかもしれないけど) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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