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王さまの白い石

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2004/09/23
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カテゴリ:暮しの手帖
あまりおしゃれでない布地をあまり正確にではなく、ちくちく手縫いでパッチワークしたような表紙、本屋さんで見かけなかったでしょうか?

これが、7月25日発売の暮しの手帖 4世紀11号です。

テーマは「大切なものは、」です。
この表紙は、現代の「一銭五厘の旗」。
なんのことか、おわかりの方はじゅうじゅうご承知でしょう。
若い方には想像もつかないことでしょうか。

第二次世界大戦で、普通の生活をしていた男の人の所に、招集礼状が来る。アカガミというやつですね。
そのアカガミを送付する郵便料金が、一銭五厘だった。
前線で、どんなにむごく兵隊が死んでいっても、「おまえ達の代わりは一銭五厘でいくらでも来るんだ。」と言われた。

戦争は終わり、平和な世の中になった。けれど、お国のえらい人たちの中には相変わらず、国民を「一銭五厘だ」と考えている人もいる。
それに、対抗というか、自分の暮らしは自分で守るぞ、というシンボルとして、今から34年前に、花森安治が、暮しの手帖社の屋上にかかげた旗が、「一銭五厘の旗」なのです。

11号の旗は、当時のものではありません。新しく作ったものだそうです。私たちの気持ちの中に、もう一度、「一銭五厘の旗」を立ててください、と現在の編集長、尾形道夫さんは巻頭で訴えています。

さて、二つ目の特集は、「夏休み」。
(ご紹介が遅くてすみません。)
今、浜辺で拾ってきたもので、アート作品を作るのが流行っているそうですね。

南国のフルーツと、ココナッツのデザート。
マンゴープリン
ココナッツゼリーのフルーツソースがけ
揚げバナナのココナッツ風味
などの作り方。

これも、季節が遅れてしまいましたが、小さい子(80~120サイズ)の浴衣の作り方が、詳しくでています。

つる壽の柿澤斉さんに教わる、旬の魚と野菜のおそうざい。

奥峰子さんの「私の庭から」はサルビア。

そして巻末には、写真家・東松照明さんを追うルポ。

9月25日、次号12号が発売になりますが、昨日寄った書店では、まだ11号が平積みで置いてありました。
表紙に込められた意味だけでも、一人でも多くの方に伝わりますようにと、思います。







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Last updated  2004/09/23 10:41:22 PM
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Comments

 しあら@ Re:昔あった亀十の話(09/28) こんにちは。懐かしい。私も小学校中学時…
 MYCA@ Re:暮しの手帖22号読みました(05/27) お久し振りです。 再開されたのですね。(…
 てるてるわーるど@ Re:よいお歳を(12/23) kwstoneさん、年末いかがお過ごしですか?…
 MYCA@ Re:よいお歳を(12/23) アア、良かった♪ どうしたかと思っており…
 sakura2100@ Re:よいお歳を(12/23) お久しぶりです。 最近あまり日記を書い…

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