テーマ:食べ物あれこれ(50367)
カテゴリ:暮しの手帖
この前京阪の大和田駅のそばのお好み焼き屋さんで、おでんも食べた。こんにゃくがお勧めのようで、むっちり分厚い三角形に、つゆがしっかり染みこんでいておいしかった。添えられた和辛子の練り方も完璧で、なんだか得をした気分だった。
うちの近所のうどん屋さんにも、1年中おでんがある。さすがに冬場以外は、大根はないのだが。 コンビニのおでんは、まだ食べたことがない。 東京にいたときは、おでん専門店に行くか、屋台のおでんを食べるかで、蕎麦屋や、お好み焼き屋でおでんを食べたことはなかった。 関西ではおでんが、それだけ愛されているということなのだろうか。 ここ何日間か、暮しの手帖のことを続けて書いていたら、どうにも頭が暮しの手帖漬けになってしまい、今日もまた、古い暮しの手帖をパラパラと見ていた。 1世紀の82号に、「奥さまおでんをどうぞ」という特集がある。 家庭のおでんは、あまり魅力がなく、お父さん達はどうしても外でおでんを食べたがる。女の人にもおでんやさんのおでんのおいしさを分かってもらって、家でも美味しいおでんを是非作ってくださいという企画だ。 なにしろ、1965年の記事なので、現代の女性が読んだら、プンプンしてしまいそうだが、それはさておき、おでんやさん(新橋のお多幸)に取材して書かれた作り方は、今でも参考になる。 たぶん、我が家の母が作っていたのもこういう作り方だったなあ。 いいお出汁をたっぷり取って、平たいお鍋でいろんな種類を適当な下ごしらえをしてから、煮込む、これにつきるようだ。 そろそろおでんを夕ご飯のメニュー候補にあげらる季節になってきた。 入れます物は、東西のいいトコ取り。 ちくわぶ、牛筋串、タコ、はんぺん(白い関東風の)、餅巾着、ゆで卵、ウズラの卵天、大根、こんにゃく、以上がレギュラーメンバー。 あとは、ちくわ、薩摩揚げ各種、がんも、厚揚げを、気分とお財布次第であれこれ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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