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テーマ:とにかくオーストラリア(651)
カテゴリ:ヤップーンの暮らし
今週、おいらの大学時代の「後輩K」と
その奥さんの「よりちゃん」がヤップーンに遊びに来てくれた。 20年前、後輩Kとおいらは同じ大学の応援団吹奏楽部で 苦楽を共にした仲。 おいらが4回生の時に後輩Kが1回生として入部してきた為、 彼とは実質1年間しかかぶっていなかったのだが、 おいらの卒業後も現役生を通じて何かと「つるむ」機会があり、 またおいら達の結婚式の立会人を後輩Kに していただいた事もあり、 今までつかず離れずの交流が続いているのである。 幸運にもこの1週間の間、おいらと嫁はんとで 交互に休みが取れたので、 彼らの滞在中に、リゾート内のウェットランドや クーベリーパーク、鍾乳洞やショッピングへ 連れて行く事が出来た。 またそれ以外の日は、リゾート内で乗馬やプール、 エステティックマッサージなどを満喫してくれたようである。 ツアーにはA美のお友達のCaitieも参加。 AKB48が好きとのCaitieの発言に2人とも驚き。 動物大好きなよりちゃんは、 ウェットランドで寝そべる牛の群れや クーベリーパークでわらわらと集まってくるカンガルー達に いたく感激し、 「いやぁ~牛が草を食べてはるわ~」 とか、 「カンガルーがよーけいてはる~」 など、ここは祇園か嵐山かと思わせるくらい、 コテコテの京都弁でその感動を「はんなりと」表現してくれた。 コアラ抱っこも経験。 大の男が「うへぇー」という表情の中、涼しい顔の子供チーム。 カンガルーも向こうから寄ってきます。 すっかり仲良くなり、握手。 鍾乳洞ツアーには嫁はんが参加。 中日には自宅へ招き、ささやかながらオーストラリアの 家庭料理を楽しんでもらいながら、 結局その日は夜中の2時近くまでつもる話に花を咲かせるのだった。 おいら達が通った立命館大学は、 近郊の洒落た同志社や関学などと比べ、 私立屈指の安い授業料につられた貧乏学生の集合体だったので、 同志社の連中がマハラジャを代表とするディスコや ビリヤード(当時は映画「ハスラー」がブレイクした)など、 バブルを象徴するような遊びに熱中していた一方、 おいら達は学食で250円の定食や王将で餃子ライスをかきこみながら、 朝から晩まで毎日毎日楽器の練習に勤しみ、 数少ないオフの日はいい大学生が公園で缶蹴りをしたり 近くの駄菓子屋で買った花火セットで花火をしたりと、 じみーな毎日を送っていたのを思い出したのだった。 おいらとKがそんな思い出話に花を咲かせる一方で、 嫁は嫁同士で、お互いの旦那の知られざる一面の暴露大会をしながら、 すっかり仲良くなっていた。 そんな中、A美は無邪気に 「よりちゃんはママの若い頃に似ているね」と言っていたのであるが、 よりちゃんは実はママより年上であり、 この一言がママに対するクラスター爆弾となっていた事に 全く気がついていなかった様子であった。 ヤップーン滞在最後の夜は、リゾート内の和食レストラン「鶴家」で 久しぶりの和食らしい和食を堪能してもらった。 ヤップーンでまさかの「うざく」や「揚げだし豆腐」に 二人とも感激。 よりちゃんは着付けのライセンスを持っており、 この通りにわかに鶴家は「ヤップーン着つけ教室」となった。 「こうすれば着崩れしまへんえ~。」 おいら達応援団では、上回生は絶対下回生に 金を出させてはいけない「ごっつぁん」という 暗黙のしきたりがあったのだが、 今回は我が家がKよりいろんな日本のお土産をいただき、 逆「ごっつぁん」状態となってしまった。 先輩の威厳かたなしである。 こんなものまで「ごっつぁん」していただきました。 この1週間は本当にいい天気で、 リゾートとヤップーンの滞在を十分に満喫してもらえ、 迎えるおいら達としても大変嬉しい限りであった。 空はさながら青春の 胸の雄図の姿なり 溢るる力示すべく エンジの旗をなびかせて 堂々勝ちを争わん グレーター立命 グレーター立命 (立命館大学第一応援歌「グレーター立命」より) またあの当時の皆で集まって、 この歌を肩を組みながら声高らかに歌いたいものである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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