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カテゴリ:つれづれ
こちらへ来てから初めて
ケータイの機種変更をした。 赴任したのが2007年なので、 実に4年半ぶりの機種変更である。 日本にいた時にはそれこそ 新しい機種が出る度にそれを追いかけているような 「初物好き」だったのであるが、 こちらでは「機種変」どころか「気が変」になるくらい忙しく、 日々新しい事の連続だった為に 今までケータイどころではなかったのである。 今回の機種変は、仕事で日本の本社や上司らと 日本語でのメールの送受信が出来るようにする目的だったのだが、 インターネットで調べてみると、 「海外で購入した機種でも、言語設定で日本語を選択する事により 日本語の表示が可能となり、またアンドロイドマーケットで 日本語フォントの入力支援ソフトをダウンロードし、インストール した後にデータ入力形式をそのソフトウェアに設定する事で 日本語による文書作成も可能になります。アンドロイドマーケットからの ソフトウェアダウンロードにあたっては、事前にグーグルのアカウントを 取得する必要があります」 ?????? これって日本語か?というくらい 頭がグーグルしてテンパレートしてきた。 とにかく 聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥 という事で、町のケータイショップへリサーチに行く事にした。 念のため「言語支援ソフト」としてA美を連れて行ったのは 言うまでもないのだが。 さすがに4年半も経つと、 ケータイは機種もサービスもガラリと音がするくらい 変貌を遂げており 店頭の陳列棚やパンフレットを見ていても アイフォンだのブラックベリーだのスマホだの 従来のタイプを探す方が困難なくらい 商品ラインナップが一変していた。 しかしA美曰く、学校(Primary)でもクラスの1/3ほどは 自分の携帯を持っており、それ以外でも多くのクラスメートが ipadやipodなどの情報機器を持っているとの事。 なので店頭でも 「あ、私これ知ってる」「これ友達が持ってる」だの、 数年前と比べて完全に立場が逆転しているのだった。 メカニックな事には相当疎いおいらなので、 店頭の兄ちゃんに、 「と、とにかく日本語でデータの送受信が出来るのを テキトーに見繕っちくりー」 と懇願し、兄ちゃんが「松竹梅」で出してきた3つの種類から 「竹」を選んだのだった。 おいらっていつもそう。 「松」なんて贅沢だし「梅」だと貧乏って思われるし、で いつも「竹」を選んでしまう。いつでもどこでも中の中。 一生一流にはなれないわ。 その「竹」がこれ。 (LG-P970) もちろん説明書は100%英語である。 しかし今時のPCや携帯なんかは 「ある程度分かっている」人向けの説明が多く、 おいらのように 「直射日光には当てないで下さい」 「飲み物などの液体をこぼさないで下さい」 と言った初歩の初歩から説明して欲しい人にとっては 非常に不親切な事極まりない。 まぁしかし携帯なんて、 操作を間違ったからと言ってイキナリ爆発する事もないだろうし、 説明書なんか読まなくても 使っていくうちに機能はわかるであろうし、、 万一わからなくても、ネットで調べりゃあ何とかなるさ、 明日があるさ明日がある、なんて思っていたのだが、 この機種はどうやら日本では発売されていないらしく、 当然日本語による情報も限られており、 意外と設定や機能の確認に四苦八苦する事となった。 SIMカードから携帯本体に住所録を移動させる方法がわからず、 手書きで全ての情報を紙に書き込み、慣れない操作でちまちまと 再入力を完了させた数分後に、 「SIMカードからの自動データ取得が完了しました」 とメッセージが出てorz状態になったかと思えば、 自宅でのwifiへの接続がわからずに たまたま町で会ったワーホリのS子ちゃんを我が家に拉致して 設定してもらったりと、 機種変初日は頭も変になるくらい パニックの連続であった。 しかし、新機種を手にして早や5日。 今では着メロをダウンロードしたり、 wifi接続でFacebookやこのブログを管理したりと 初日のパニック状態などまるでなかったかのように モバイルライフをエンジョイしている。 日本語入力ソフトが「simeji」という 独特の入力支援ソフトなので、当初は簡単な一文を入力するのに 30分くらいの時間を要していたのだが、 今では割とさくさくと入力をする事が出来るようになった。 こうなるとキーボードピアニストのおいらにかかれば ブラインドタッチも時間の問題である。 ところで長年お世話になった旧機種は、 嫁はんがいつも暇つぶしをしていたソリティアが入っており、 機種変更後はそのまま嫁はん専用のゲーム機になる予定だったのだが、 SIMカードを抜くと通話どころか ケータイそのものが使用できなくなった為に 結局お蔵入りする事になった。 会社の携帯管理担当者に「バックアップにどう?」と薦めたのだが 「そんなancientな携帯はいらねー」と あっさり断られたのは言うまでもない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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