The best way to go to Japan
この季節には珍しく、この1ヶ月くらい毎日のように雨、雨、雨。こちらの地方では、例年2~3月の雨季を除いてはからっからの天気が続くのが普通なんですが、今年は異常。金曜日は朝からFlood Warningが出た為、Carmelは家から出れずに仕事に来れなかったし、A美のジムで行われる予定だったイベントも来週に延期になってしまいました。植物にとっては「恵みの雨」と言いたいところなんですが、リゾート客のキャンセルは増えるわ野菜や果物は高くなるわ庭の芝生はあっという間に伸びるわで正直全くいいことなし、って感じです。去年は干ばつとブッシュファイヤー、そして今年はこの大雨と、まったく極端な気候の国だなぁ、とあらためて実感しています。この国だけでなく、世界的な傾向なのかも知れませんが。さてさて、話は変わって、次の週末から日本へ出張するBOSSの為に毎度の如く航空券をアレンジする事になったおいら。しかし10月からJAL(カンタス共同)のブリスベン~東京線が廃止になった影響で、日本への直行便がとにかく取れない取れない嵐JETも遠くなりにけり取れる日程があったとしても、これまで1,500ドルくらいで往復できていたものが、今や片道でそれくらいの料金になっています。業務の出張でLCCは避けたいところでしたが、背に腹は変えられぬとジェットスターもオプションに入れながら検討。しかしジェットスターも、預け荷物や機内サービスなどの付加をつけると結局はその他一般航空会社と同じ位の料金になってしまいます。ブリスベンからゴールドコーストまでの移動の時間とコスト、そして前泊の必要もあるし、これは使えない。運航スケジュールは申し分ないんですが・・・そうやって結局最終的に選んだのは、キャセイの香港経由便。これだとシドニーを夕方に出発すると、香港で約1時間のトランジットを経て東京(成田)へは翌朝6時には到着します。復路も似たような時間帯で、成田を夕方に出発し、シドニーに朝7時に到着。それでも航空運賃は、従来の直行便より高い2,000ドル弱になりました。こりゃあプライベートでは暫く帰省はできんなぁ。そう感じた、今回のチケットアレンジでした。なおこの3年半の間、自分や家族の帰省、BOSSの出張手配などで、事あるごとに航空券のサーチをしてきましたが、おいらにもその度に豪日間の航空券事情の知恵がついてきました。ここに傾向と対策(←懐かしいねぇ)を紹介しますんで、皆さんのご参考になれば幸いです。マレーシア航空(クアラルンプール乗継)運賃◎ スケジュール・乗継○ サービス◎ マイレージ△とにかく間際に手配しても運賃が安い。乗継もまずまず。もとはシンガポール航空と同じ会社なので、サービスも抜群。おいら的にはイチオシのエアラインです。 キャセイパシフィック航空(香港乗継)シンガポール航空(チャンギ乗継)運賃△ スケジュール・乗継◎ サービス◎ マイレージ◎運賃は上記MHより多少高めだが、ハブ空港を介した豪州と日本の間の便数が豊富にある為、スケジュールが組みやすく、日本での就航地も多い。シンガポール空港で時間潰しに困らないのもメリット。羽田乗り入れで俄然便利になったが、羽田便は成田便に比べて総じて高め。 日本航空・カンタス航空直行便というメリットはあるが、今は料金が高め。但しカンタスは閑散期にはジェットスターより安いスペシャル料金がある為常にウェブサイトをチェックすべし。ジェットスター航空とにかくいつでも安く、直行便というメリットはあるが、ゴールドコースト発着。それと定時性に一抹の不安あり。 大韓航空・アシアナ航空(インチョン乗継)タイ国際航空(バンコク乗継)コンチネンタル航空(グアム乗継)日程と時間帯さえあえばうまく乗継できるが、運賃が高め。コンチはケアンズからしか運航なし。 ベトナム航空(ホーチミン乗継)エバー航空・中華航空(台北乗継)ガルーダ・インドネシア航空(デンパサール乗継)たまーにスペシャル運賃が出る。但し往路か復路、乗継地でのオーバーナイトステイが必要。ニューギニア航空(ポートモレスビー乗継)大穴。週1便の東京便とうまくスケジュールがはまれば、一番安いかも。但しその便が欠航したら、1週間は身動きできない(笑)。ニュージーランド航空(オークランド乗継)えっ?と思われるかも知れないが、たまに香港やシンガポール経由よりも安い運賃で検索にひっかかる事がある。移動時間がかなりかかるのがネック。エアーアジアX(クアラルンプール乗継)ご存知日本~クアラルンプール5,000円からのLCC。但しキャンペーン金額で手配できたとしても、乗継リスクや前泊後泊を考えると、通常の航空会社とそんなに値段は変わらない。所要時間を考えると、マイナスファクターが多いかも。 中国国際航空(北京乗継)中国東方航空(上海乗継)中国南方航空(広州乗継)スケジュール的には日本行きが可能だが、乗継便の販売をあまり積極販売していないのか、値ごろ感のある料金がなかなか出てこない。プラス、機内サービスやイレギュラー時の対応の面で多少の不安あり。値段を取るか時間を取るか機内や地上のサービスを取るか乗継地での観光やグルメももちろん検討条件のひとつ。優先順位で航空会社の選択も変わってきますね。