痛みが無く、治療中も日常生活を楽しめる治療法があることをご存知でしょうか。
その治療法は”粒子線治療”です。陽子を使う陽子線治療と炭素イオンを使う重粒子線治療があります。
欠点は保険がきかないことと治療施設が国内に6箇所しかないこと、さらに建設に100億円前後かかることです。
しかし効果はバツグンで痛みが無く苦しまず”がん”を治す治療法として現在では最高の治療法です。
抗がん剤や放射線治療は患者に治療と引き換えにひどい苦しみを与えます。
私も友人を3人がんで失っています。3人とも抗がん剤を中心とした治療で、副作用に非常に苦しみました。苦しんだ挙句、結局帰らぬ人となりました。
その点、粒子線治療は成功率も高く苦しむこともありません。
きちんとした治療なので、保険の適用をして欲しいものです。有効なものには節約財政でもきちんと予算をつけるべきだと思います。
節約と言いながら、国民負担は重くのしかかっています。
公的予算の使い方ももっと工夫次第で無駄の排除をして、有効なものにしてもらいたいものです。私には国・地方の無駄排除より、先に国民負担ありきのような気がします。
がんに苦しむ人々を救うためにも有効な予算活用をして、使うべきところに使う体制を望みます。
現在建設計画が愛知県で進んでいます。ここが完成すれば次の施設になります。
ただ問題は、愛知に公的機関と民間で同時に2つを愛知に作る計画が存在していることです。この施設を黒字にするには700人以上の患者が必要だそうです。現在の既存施設の実績が400人で国の穴埋め援助で運営しています。愛知の一本化の声が上がっています。早く実現して欲しいものです。