ディスカバリー・チャンネルで放送したものです。恐竜ファンなどには最新情報に基づいた内容とCGでの視覚に訴えるところなどがよく出来ています。
私はCATVに荷か加入していますが、このチャンネルはやっていないので購入しました。
内容は唯一空を飛ぶ動物・鳥。一世紀以上にわたり、生物学者は羽が飛行のために進化したと考えてきました。「果たしてその理論ですべての辻褄が合うのか?」そこからスタートします。
謎を解く鍵は1861年、ドイツの150万年前の地層から発見された、初めて完全な状態の羽毛の痕跡を残した古代生物、アーケオプトリクスの化石です。この発見は、ダーウィンの「種の起源」刊行後まもない時期の生物の進化に関しての議論の方向を決める大きな一石を投じました。ですが、その羽毛はすでに現代の鳥と同じ構造を備えており、羽毛の誕生の謎、原始の羽毛の姿を明かす証拠は見つからなりませんでした。
アーケオプテリクス発見以降140年近くの間、羽根はウロコが進化したものと考えられてきました。
1997年、中国遼寧でシノサウロプテリクスが発見されるまでは。そのtherapodの体には、原始的な羽毛らしきものが垣間見られたのである。そして、それはウロコの延長ではなかった。では、羽根は何から進化したのか?── 恐竜の羽根の秘密について、近年の新発見をもとに最新の仮説を紹介しています。
原始の羽根の形は?恐竜に羽根はあったのか?羽根は何のために生えていた?羽根があったなら、恐竜はどんな飛び方をしたのだろう?原始の羽根の秘密を徹底検証。2001年に発見された肉食恐竜シノルニトサウルスの化石は、鳥類と恐竜の境界線をあいまいにしています。
この作品を見終わった時には、鳥が恐竜に見えてくるかもしれません。
「羽毛恐竜の誕生~空を飛ぶ原始の翼」