パソコンは発展途上の製品です。自動車のように成熟した製品ではありません。
ですから、最新型は必ず前のものより高速な物が発売されます。
まだパソコンを持っていない人は別にして、すでにパソコンを持っている人は、ウインドウズの欠点を知って長く使うようちょっと工夫をお勧めします。
ウインドウズを早くするには、パソコンに合ったメモリーを増設するのが一番効き目があります。メーカー製パソコンを持っているなら、メモリーの種類を確かめて(サポートなどにメールして聞くのが早道)メモリーを増設しましょう。
ウインドウズ98なら256MBヲ超えるように、ウインドウズXPなら512MBを超えるように増設するといいでしょう。もっと高速化するなら上記の倍くらいまでなら効き目があります。それ以上は普通の使い方なら、速度は頭打ちになります。
次はウインドウズのメンテナンスですが、月に一度は「デフラグ」をやりましょう。「デフラグ」ハードディスク内を整理してくれるので、アプリケーションソフトの起動などが早くなります。
ウインドウズ98ならさらに「レジストリ」の整理も出来ます。「レジストリ」はパソコンの起動などの基本情報を記憶している領域で、ハードディスク内にありますが、「デフラグ」では整理されません。98なら終了の時「MS-DOSモードで再起動する」を選び「OK」をクリックします。すると、黒の背景に白の文字のMS-DOSモードが起動します。そこで「scanreg /fix /opt」と入力します「/」前にはスペースを入れてください。パソコンが「レジストリ」の再構成を始めます。終了すると「OK」が表示されます。エンたーを押し、「WIN」でウインドウズを立ち上げます。ウインドウズの起動が多少改善されます。何度もソフトのインストール・アンインストールをした人のパソコンほど効果的です。
ウインドウズXPには残念ながらそのような機能はありません。マイクロソフトが次の商品を買わせる類戦略かと疑ってしまいます。市販の「レジストリ」のど整理できるソフトを使うのが早道だと思います。パソコンを快適にするソフトはいろいろ出ていて、どれも効果があります。ソースネクストあたりのソフトがお手軽ではないでしょうか。「驚速2006 パソコン」があります。他のメーカーからもユーティリティソフトが出ています。
「驚速2006 パソコン」