現在ネットの価格は定額数千円で使い放題が常識ですが、ネットの通信量は年に2倍のペースで増え続けているそうです。この原因はファイル交換ソフト「ウィニー」や動画共有サイト「ユーチューブ」の利用拡大です。私の友人は「ウィニー」でただで音楽などを使っていましたが、私は著作権の問題や欲しいCDやDVDはコレクションに加えたい方なので、扱いの微妙な「ウィニー」は使っていません。ですが、時代の趨勢はネットでの動画配信なども徐々に広がっており通信量は増加の方向です。
私はパソコンは良く使いますが、大きなファイルの通信を行わないタイプの人間なので、定額制の存続を祈っています。
総務省の報告書ではヘビーユーザー向けに利用する帯域に応じて料金を設定することが望ましいと述べていますが、NTTコミュニケーションズ・ブロードバンドIP事業部は「競合他社もあり実施は難しい。当面は自社のコスト削減で経費増を吸収する」と述べています。さてどこまで持ちこたえるか・・・。いずれどこかがこの「パンドラの箱」を開けるのでしょうか。ユーザーサイドからは定額制の存続を望んでいます。