”ミクシィの疲れ”という言葉がささやかれ始めてわずかしか経っていませんが、会員数の伸びに比例するように、トラブルが表面化しています。ミクシィ会員の中にはほとんど行動を休止している人もいるようです。
楽天の提供する”リンクス”はまだ問題はないようです。ブログを出発点とする楽天リンクスは会員のマナーがいいのでしょうか。基本的にブログはそのサイトの管理者の物なので、変なコメントは有無を言わせず削除されます。それはブログ管理者の裁量の範囲であることは楽天のブログの規約できちんと定められています。規約を読んでいない人は確認をどうぞ。同意してブログを作っているはずです。ようはブログの運営と同じようにリンクスのコミュニティは管理者に完全な管理が委ねられています。リンクスでも管理者はコミュニティ会員を削除する権利があります。私は活動をしなかっただけで会員を削除されましたが。そのくらいの強権が管理者に与えられなければコミュニティの運営はうまくいかないと思います。
楽天のパートナーが110万人を超えたくらいなのでまだいけるでしょう。会員数700万を超えるミクシィが秩序を保てるわけがありません。’06年はヤフー・楽天と参入しましたがミクシィの牙城は崩せませんでした。’07年は携帯専業の「ガールズウォーカー」、10代に人気のゲームSNS「モバゲータウン」はこの先急成長が見込まれています。SNSスタートの「ミクシィ」はその構成員のギャップから問題を起こし続けると思います。’06年だけで「ミクシィ」は2倍以上に一気に会員数を伸ばしていますがほとんど管理の限界を超えたと思われます。これからはライフスタイルの似た人の集まるSNSが伸びていくでしょう。
楽天リンクスはブログからスタートしているので、有無を言わせず書き込みが削除されることを前提にしています。こういうスタイルの決まったSNSは伸びていく可能性があります。