ブログに攻撃的なコメントが集中して書き込まれるなどして混乱をきたすのが”炎上”です。今年は良くも悪しくもこの言葉が認識される年となりました。個人の不用意な発言からの炎上や、バイラルマーケティングを狙った企業の施策ミスで炎上した例などがあります。メディアとしてのブログが注目されました。今後のブログの成熟にかかわる課題です。
炎上が話題になってもこれからブログの開設者は増えていくでしょうし、企業のブログ利用も増えていくと思います。双方向という点でブログはCMなどより優れています。これを利用しない手はないと思います。
様々な意見の聞ける場としてのブログは重要です。しかし炎上は出来ればしたくないものです。多くは有名なネタをを取り上げたアクセスの多いブログで発生してはいますが、この点は明日はわが身と言えなくもありません。楽天のブログでもアクセスの多い人はこの被害に多かれ少なかれあっているように見受けられます。
ブログ炎上の代表例では、「ソニー・ウォークマン体験記」の炎上=これはソニーの関係者ではないかとの疑惑で炎上しました。「「皇族男児出産コメント」で乙武ブログ炎上=「出産そのものがめでたいのか、天皇家に男児が生まれたことがめでたいのか」と疑問を投げかけ炎上しました。「トヨタ期間工批判で池内ひろ美ブログ炎上=評論家のブログで「彼らは「トヨタ」を漢字で書くことが出来るのだろうか」とトヨタ期間工を揶揄したことで炎上、男性アナ盗撮事件のコメントで萩本雅子ブログ炎上=元日本テレビアナウンサー・萩本雅子氏が日本テレビ男性アナの盗撮事件について、後輩擁護とも取れるコメントをしたため炎上しました。このように多くは有名なことへの関わりで炎上していますが、有名なブログだけがこういう話題になりますが、無名のブログでのことは話題にも上がらない可能性があるので知らないうちに危険な状態に陥ることもありえます。微妙な話題ほど炎上する可能性がありますが、最新のネタこそ載せる価値が高いので、ブログでこの轍を踏むことは誰でも考えられます。無難なブログでは書く面白さが半減してしまうような気がします。スタンスは人それぞれですが。