時代にマッチした本ですね。小説ですが、今の現実を繁栄したリアル度の高いものでもあります。NHKのテレビドラマにもなってます。「金」で動く人間たちのスリリングな動きが面白いです。社会の現実をデフォルメしています。
ストーリーの概略は、主人公のニューヨークの投資ファンド運営会社社長・鷲津政彦は、バブル崩壊後、不景気に苦しむ日本に戻り、瀕死状態の企業を次々と買収する。敵対するファンドによる妨害や、買収先の社員からの反発を受けながらも、鷲津は斬新な再プランを披露し、業績を上げていく。企業買収、再生の真実を克明に描いた問題作です。主人公の過去とその変貌も小説の読みどころです。
この著者、企業問題にするどく切り込んでいます。
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
真山仁(マヤマジン)
62年大阪府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒。読売新聞記者を経て、フリーライターに。’03年大手生保の破綻危機を描いた「連鎖破綻 ダブルギアリング」(香住究の筆名で、共著として刊行。ダイヤモンド社)でデビュー。
ハゲタカビジネス分野も面白いです。
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