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カテゴリ:普通の日記
そういえば、実家に帰った話をしていなかった(笑) 最近物忘れが激しいような気がする。昔から物忘れは結構多かった私なのだが、最近は頓にその傾向が強いように感じる。これも年齢のせいなのだろうか?いつまでも若いままではいられないのかもしれない。 1つ飛ばしになってしまったが、実家に帰った時の話の続きだ。 兄と義姉に会うのは半年ぶりくらいかもしれない。 私はそれまでは関東に引っ越したこともあって、殆ど家に寄り付かなかった。それは単純に帰省するにしても移動距離が長いだとか、それに掛かる時間が勿体無いだとか、様々な理由があった。それらの本当に些細な理由を「仕事が忙しいから」という大きな理由で包み隠しながらなんとなく避けていた、そんな感じだった。決定的な理由は多分ないんだろうと感じる。 だが、そんな私が1年に2度は確実に帰省するようになった。その理由は義姉が出来るからだということ以外にはない。私は昔から姉が欲しかった。しかし姉というのは自分が生まれ出でた段階でいなければ出来るものではない。兄も同様だ。そんなわけで私に与えられなかった要素の1つとして姉が欲しかったのだと思う。ないもの強請りとも言うが(笑) 私に義姉が出来るかもしれない、そう具体的に感じたのは去年くらいだった。初めて義姉に会ったのもそれくらいの時期だったかもしれない。兄と義姉は本当に仲が良い。羨ましいくらいだ。兄も義姉も私に会いたがってくれている。それは遠くに住んでいるからなかなか会えないこともあるのかもしれないのだけれども、少なくともそうやって口に出して言ってくれているというのは悪い気はしない。 結婚の話が明確に出だした頃、私は早く帰らなければならないという気持ちになっていた。多分兄と義姉の結婚を一番喜んでいるのは私なのだろう。 今回の帰省の目的は色々あったのだが、一番はやはり兄と義姉と3人で飲むことだった。これが帰省の一番の目的だからだ。美味しいお酒を飲みながら腹を割って話すのはやはり何物にも変えがたい価値があるように感じる。 いざ飲み会が始まり、以前に帰った時から今に至るまでの話をした。私も流石に手ぶらでは帰れない。ちゃんと帰るに値する話を仕入れてきたわけだ。こんな私にも彼女が出来たという話だ。どうやら兄も怜さんもこのことに興味津々だったらしく、必要以上の追求が始まった。私の生まれが超がつくほどの田舎であることもあって、遊びに行くのにテレビの中でしか見れないような場所に行っているという話に激しく食いついてきていた。兄もしばらくは都会で暮らしてはいたが、仕事と長男であることを鑑み地元に帰って早数年、すっかり田舎の人と化していた分、話には食いついてきていた。 話もお酒も進んだ頃、兄がトイレに立った。この時がチャンスだ、遂に私の願いの1つである怜さんを「義姉さん」と呼ぶというエクストリームチャレンジが始まった(笑) 最初は自然な流れから言おうと思ったのだが、意識すると何故だか上手く言えない。意識すればするほど言う機会を逸してしまう。兄は少々飲みすぎたせいかなかなかトイレから帰ってこなかったので、かなり長い間チャンスがあったにも関わらず、したのは私の彼女の話くらいだった。ついぞ義姉さんと呼ぶことは出来なかった。 帰りの電車の中で自分の体たらくについて反省しながら、頭は次に帰省することについて考えていた。次は恐らく兄の結婚式だろう。年内には挙式するとの事なので、いつからかカンストしている有給をフルパワーで使い切って参加することにしよう。その時には正式に兄と怜さんは夫婦ということになる。そうなれば気兼ねなく呼ぶことが出来るだろう。私の長い間の夢もその時叶うような気がする♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 23, 2012 08:13:44 PM
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