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2005.11.07
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カテゴリ:★★★
松本朔太郎(大沢たかお)には律子(柴咲コウ)という恋人がいた。
二人は婚約し結婚を目前にしていた。
ところがある日、律子は突然『心配しないで』と書き置きを残し姿を消してしまう。

友人の大木(宮藤官九郎)が経営するバーでたまたま律子の行き先を知った朔太郎は、台風の向かう中故郷である四国へと急いだ。
しかし律子の後を追い続けるうちに、朔太郎は初恋の相手アキ(長澤まさみ)との想い出に胸をとらわれてしまう。
朔太郎にとってアキは忘れる事の出来ない特別な存在だったのだ。

高校時代のアキはアイドル的な存在で常に皆の視線の中心にいた。
一方の朔太郎(森山未來)は朴訥として目立たないキャラクター。
しかしアキは朔太郎に惹かれていたのだった。

写真屋を経営する重蔵(山崎努)、通称『しげじい』や、ラジオ番組のリクエストを通じて仲の良くなった二人は、カセットテープを通じてやり取りを始める。
好きな食物、好きな色、そして自分の気持ち・・・。

かくして二人は付き合い始める事になった。
しかし二人にはあまりに辛くて切ない現実が待っていたのだった・・・。


朔太郎と律子、そして高校時代の朔太郎とアキ。
2つの時代を行き来しながらストーリーが交錯する感動作です♪ T-T
原作は200万部突破の大ベストセラーを記録して話題になりましたが、TVシリーズ版の放映もすっかり終わった最近になってようやく観ました。-_-;

本作では森山未來と長澤まさみは完全に大沢たかおと柴咲コウを凌駕しましたね。
二人の存在が薄れる程の印象を残したと思います。
もっともストーリー上、二人にフォーカスがあたっているので当たり前かも知れませんが・・・。

何はともあれ、純粋で透明な気持ちを持った二人の若者の姿を好演していましたと思います。何度も泣かされました。T-T

ストーリーに関して原作とのギャップのせいか、映画版の評価は結構厳しいみたいですね。
私は原作を読んでいないのですが、確かにちょっと律子の存在が浮いてしまっている気もします。
律子とアキとに接点を持たせるのも違和感がありました。

でもベストセラーの映画化って難しいですよね。
原作を読んでイメージされた想像の世界に勝つのは大変でしょうから・・・。

『いま、会いにゆきます』とともに久々に邦画を観ましたが・・・やっぱり邦画も良いですね。
また興味がある作品があったら観たいと思います。^-^

世界の中心で、愛をさけぶ スペシャル・エディション

★★★☆☆
総合評価
平井堅の『瞳を閉じて』も凄く良かったですね♪





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最終更新日  2005.11.07 00:21:55
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