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テーマ:レンタル映画(818)
カテゴリ:★★
ボクシングジムの経営者兼トレーナー、フランキー・ダン(クリント・イーストウッド)は、20年来の友人であるスクラップ(モーガン・フリーマン)とともに古びたジムを運営している。
ダンはボクシングを心から愛し、自分の選手達を心から愛していた。 そして長年かけて、ようやく世界チャンピオンを狙える逸材であるウィリーというボクサーを育て上げた。 しかしダンはウィリーの事を想うばかりに、はやるウィリーの気持ちを抑え世界タイトルマッチの時期を先延ばしにしてしまう。 遂に痺れを切らしたウィリーはダンの元を離れて別のプロモーターと組み、世界チャンピオンの座を獲得するのだった。 ウィリーと入れ替りに、女性ボクサー、マギー・フィッツジェラルド(ヒラリー・スワンク)がジムに入会した。 彼女は32歳とボクシングをするには遅すぎる年齢であったが、自分の好きなボクシングで何とか身を立てたいと、ストイックなまでに練習に打ち込んでいた。 複雑な家庭環境に身を置くマギーにとって、ボクシングは唯一の心の拠り所だった。 マギーの一際熱心な姿勢にスクラップは手助けをしようとするが、ダンは女性のトレーナーはやらないと取り合わない。 しかし遂にマギーに根負けしたダンは遂にトレーナーを引き受ける事を決意する。 最初はマギーに距離を置いていたダンであったが、次第に二人の間には信頼の絆が結ばれる。 世界タイトルは狙える実力を備えつつあるマギーに、焦らず試合をこなすように指示するダン。そしてマギーもダンを信じ付いて行くのだった。 そしてついにミリオンダラーをかけて世界タイトルに挑戦する日がやってきた。 しかしそこには想像もし得ない運命が待ち受けていたのだった・・・。 2004年度アカデミー賞で、作品賞、主演女優賞(ヒラリー・スワンク)、助演男優賞(モーガン・フリーマン)、監督賞(クリント・イーストウッド)の4冠を達成した名作です♪ 事前に情報を持たずに観たので、ヘビーな展開に驚きを隠せませんでした。 クリント・イーストウッド、モーガン・フリーマン。 名優2人の演技は最高で言う事はありませんが、ヒラリー・スワンクも流石に主演女優賞を取っただけの事はあります。 CGを駆使して莫大な作成費をかけた映画が多い中、演技だけでここまでのインパクトを残した映画は最近少ないですよね。 多少評価が厳しいのは、内容を知らなかった為に観る前のギャップが大きかった事、人物描写が時間内では描き切れなかったと感じた事、そして(ネタバレの無いように描くなら)『一方的な悪役』が存在する事などが観ていて若干気になりました。 とはいえ、きっとこれから忘れられない記憶に残る作品になりそうです。 ★★☆☆☆ 総合評価 クリント・イーストウッドは1992年にも『許されざる者』で作品賞と監督賞、助演男優賞(ジーン・ハックマン)のトリプル受賞をしています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.11.24 00:31:49
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