曲まめ子の　まめ子な日々

金曜日に　娘と孫達が遊びに来て１泊しました。


　　　　（７月２８日・清水区三保の海岸）


　　　　（波と追いかけっこして　海に石を投げて遊ぶ）



　　　　（羽衣伝説がある三保の松原の　羽衣の松）


入浴後　クーラーの中でのんびりお喋りしていたら　
「あっ、そうだ！先週　横浜にいた時の幼稚園で夏祭りがあって、
子ども２人連れて行ったんだけどね、
上の子が　満員の電車でお婆さんに席を譲ったの！」

えっ、すごい！

「帰りの電車、戸塚で乗る時から混んでいて、
３歳の子だけでも座れたらいいな
と思ったら　上の子も座れたのよ。
そしたら　いくつめかの駅で、杖をついて　荷物を持ったお婆さんが
ヨロヨロしながら電車に乗ってきてね。
誰か席を替われよっ　って内心怒っていたら
この子が「どうぞ」って席を立って　お婆さんに席を譲ったのよ」

「偉いねぇ、よく替わってあげられたね、ステキだよ！」

「ボクが座ってたらね、おばあさんがヨロヨローって来て、
でも席がいっぱいで　座れなかったの
誰か替わらないと転んじゃう　って思ったけど
誰も替わってあげなかったし、ママがいつも
女の子や弱い人には優しくしなさいっ！って言ってるから
どうしようかなって思ったけど『どうぞ』って　
ボクが立って替わってあげたんだよ＾＾」

「私もこの子が立ち上がって　どうぞと言ったからびっくりしたよ＾＾

だけど、いい大人が大勢いたのに　５歳の子が立たなくても
誰か立ち上がるべきよ
この子が席を譲ったら　さすがに傍にいた男の人が立って
ボク、座りなさいって言ってくれたけど
譲ったんだから　この子だって座らないでしょ。
座らないというから、で、私が座ったんだけどさ(笑)」

その時の光景が目に浮かぶ。
満員の車内。
杖をつき、荷物を持ち、よろけるお婆さん。
知らんぷりしてる大人たち。
立ち上がり「どうぞ」という５歳の孫。

瞬時に判断し、弱い人に席を譲ったその潔さ。

正義感の強いこの子が　生きにくい世の中でありませんように。
その時心から願った。

君はきっと　カッコいい男に成長するよ。
ううん、今でも素敵にカッコいいよ







　　　　（飼育員のお姉さんと一緒に、ネコザメとエイに触れます）



　　　　　　（小さい魚にも触れます）



　　　　　　（恐竜と戦うポーズ）



　　　　　　（マンモス）



　　　　　　　（東海大学の研修船の前で）