曲まめ子の　まめ子な日々

４月１日、友達の「佐久のアン」ちゃんが青春１８切符で静岡に来るという。
朝７時のＪＲに乗って、小海線、中央線、身延線、東海道線で
焼津に着くのは午後３時半か４時なんて言うので、ただ待ってるのもつまらないと思い
身延で待ち合わせすることにした。

私も東海道線各駅停車で富士へ。
富士から身延線に乗り換え。
身延線はワイドビューふじかわ号にしか乗ったことがない。
各駅停車は２両編成。


２両編成の車両は、自分でドアを開ける。
その上、２両目はドアが開かない駅が多くて　前の車両の１番前のドアから乗り降り。
知らないのでお客は右往左往。私もこんなの初めてだ。


甲府に向かって右の席に乗ると　いつもなら富士山が見える。
見えないまま　富士宮駅を通り過ぎる。


沿線は桜が満開で　春の色にあふれている。

左の席からは　富士川の広々とした流れと国道５２号線が見える。



単線の各駅停車なので　「身延」のひとつ手前「甲斐大島」で
富士方面に行くワイドビューが通り過ぎるまで　１３分停車

暇なので　みんな前の車両の１番前のドアからホームに出て
新鮮な空気を吸ったり、駅のトイレに行ったり　桜を眺めたり。
こんな写真を撮る私は　「鉄子」みたいだね＾＾


藤枝駅出発９時１１分。身延駅到着１１時４５分頃。



佐久のアンちゃんが到着する１２時半頃まで　付近の散策と偵察。
しょうにん通りと書いてあります。



駅前の「しょうにん通り」。とても綺麗でどのお店にも壁に家紋がありました。



富士川と青い空とピンクのしだれ。



食べたのは駅前の「ゆたか屋」



「桜そば定食」１０００円。



駅前からバスで身延山（片道２９０円）へ。
門内商店街の坂を上がり　三門に到着。


ここから階段、と思ったけど、時間短縮のために目の前の乗り合いタクシーに乗った。
マイクロバスのタクシーで１人２００円。
身延山久遠寺の大本堂手前まで乗せてくれる。

更に時間短縮のため　ロープウエイに乗る。往復１３５０円。
ゴンドラや駅舎、売店などは　「ななつ星」などをデザインした水戸岡鋭治氏。



ロープウエイから眺めた桜。



右手に五重塔、ケーブルカーのようなものも見えますが
ケーブルカーと思ったのは斜行エレベーターでした。
無料です。久遠寺から一気に下に下りていき、団体バスの駐車場につきます。



曇っていたけど　見る見る視界が開けて　７分で奥之院駅に到着します。



ここを上がると奥之院思親閣。



霧が上がってきたので　佐久のアンちゃんと私の２人が揃うと
ロープウエイが止まるんじゃないかと　急いで下りたけど、
その前に　「串切りだんご」を食べた。
白い「ゆば団子」を２本、注文すると甘辛い味噌たれをつけて、うーんいい匂い！


渡す前に長い串を少し切って、「ハイ、苦死を切りました！」
あぁ、そういうことか！


ロープウエイから下りて　久遠寺へ。
立派なお寺です。



五重塔。



樹齢４００年のしだれ桜が観光客のお目当てです。



大きくて　撮るのが大変。



こんなに大きいです。



綺麗です。



祖師堂の中から撮りました。



こちらも樹齢４００年。

花が流れるように美しい。


桜を見たあとはタクシーで上がってきた坂道を歩いて下りました。
転んだら　下まで転がりそうです。



茅葺の門の向こうにも桜。


桜桜桜の身延山。　
しだれ桜は妖しく大きく、圧倒されました。

佐久のアンちゃんが到着した１２時半に駅のロッカーに荷物を預け
１２時４５分のバスには乗らず、食事を済ませて１３時１３分のバスで身延山へ。
１３時半から１６時までの２時間半で　効率良く見て歩きました。

帰りは１６時３０分の富士行き各駅停車。
富士で乗り換え静岡に到着する１８時２９分まで
桜とお喋りを再び堪能しました