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カテゴリ:山梨の旅
忍野村(おしのむら)はかつては湖だったそうです。
富士山の噴火活動を何度も経て、ついに湖は涸れました。 けれども富士山の伏流水に水源を発する湧水池がいくつか残り、 その代表的な湧水池が「忍野八海(おしのはっかい)」です。 駐車場に車を置き、係の人に「忍野八海は?」と聞くと 「橋を渡って右に行ってください」 みんな同じ方向へ歩いています 最初にあったのが「お釜池」。 小さい池の中は、お釜に熱湯が沸騰するように湧水するので、 だからお釜池。 傍の清流には、梅花藻(ばいかも)が揺れています。 こんな美しい川沿いを歩き テレビで良く見る場所に着きました。 「日本名水100選」と書いてある周囲をぐるっと歩き 鯉の泳ぐ池です。 透き通った水、深さは8メートルと書いてありました。 青や黄色の鯉、底の方まで見えて神秘的なのですが 日が当たっていないので綺麗に撮れませんでした(^-^; 8メートル下の底まで見えてるんですけどね。 水がこんこんと湧き出ていて、「長寿の泉」のお水は 売店の横にある水汲み口から持ち帰ることができます。 ところがですね、ここは個人所有の「中池」という名前で 忍野八海の8つの池のひとつじゃないんですよ 私、初めて知りました! 「えっ!ここ、旅番組でも1番良く出てきて有名ですよね?」 と言うと 「ここは個人で池を掘ったんですよ。 観光客の人が勝手に勘違いしてるんです」 ぎょぎょ そんなこと、旅番組で説明聞いたことないわ。ショックだ~。 他にも個人所有の池がありましたよ。 でも水の美しさには変わりなく、夫と私はお釜池のあと、 鏡池、菖蒲池、湧池、底抜池、濁池、銚子池の7つを見ました。 出口池という1番大きな霊水の池は離れた場所にあるので 周辺MAPに載っていませんでした。 お昼になったので、中池の目の前にあるお蕎麦屋さんに入ると 「蕎麦お勧めですよ~」と言われ、山菜そば1000円ね。 小雨が降り出して寒くて、お店のストーブが焚かれ 温かいお蕎麦は具沢山であったまりました♪ かつては人をかき分けて歩いていた忍野八海。 中国語ばかり聞こえてきた忍野八海。 こんなに静かですが、人がいなくはないんですよ。 お昼時はどこのお店も満席でしたから。 たまたま誰もいない時間に撮りました。 「おばあちゃんの手造り よもぎだんご1個100円」、 熱々を買いました(*^_^*) 手造り青とうがらしみそをつけて食べると、 またピリッと辛くて甘く、美味しかったです 散策を楽しんで また川の方へ戻って 今度はもう一方の川岸に降りて歩きました。 本当に清々しいところです。 駐車場のところに大きなお屋敷がありました。 ここは入園料200円と書いてあって、どなたかのお屋敷なのですが 忍野八海はどのお宅も目を見張るような豪邸ばかりの中、 ひときわ素晴らしい造りでした。 忍野八海は2013年に世界文化遺産に登録されました。 雨が降り出したので、散策を切り上げて山中湖には寄らず 河口湖へと向かいました。 続きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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