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2023.05.25
カテゴリ：山口県
何十年ぶりかで 卒業した高校に行ってみました。
講堂だった建物は 記念館になっています。 この建物は大正8年（1919年）から昭和25年（1950年）まで この地にあった官立山口高校の講堂だったそうです。  学徒動員で戦地で亡くなった学生達の慰霊碑が 講堂の脇に 建てられていました。 国を支える幹となることを誓った優秀な学生達だったことでしょう。  高校の校門を入って行くと  この、山の見える風景が紡木たくの漫画「瞬きもせず」に 登場する高校のモデルになったと言われています。 私達の在学中は木造校舎でしたけどね。  紡木たく「瞬きもせず」 重松清「熱球」  母校は2人の総理大臣、外務大臣を始めとする政治家や 多数の文学者を輩出しています。 作家・重松清氏も卒業生です。 「熱球」は2004年12月初版。19年前の小説ですね。 『【内容】 20年前、町中が甲子園の夢に燃えていた。 夢が壊れたとき捨てたはずの故郷に戻った悲運のエースは38歳、 目下失業中。 父と、小学5年の娘と3人の同居生活がはじまった。 留学中の妻はメール家族。 とまどう日々で見つけたあふれる思いとは？』 重松清ファンの方でも、この小説はご存じないかも知れません。 ただ、卒業生ならタイトルだけで 母校の話しだとわかります。 「熱球」は、高校の応援歌なんです。 校歌は忘れたとしても、応援歌は覚えています。 野球部の試合があると全校生徒が応援に行かされ いったいどれだけ応援歌指導があり、どれだけ歌ったことやら  重松清氏が同級生と集まった時に、「熱球」というタイトルで １編書くことを約束させられたのだそうですよ。 今のところ、まだ野球部は甲子園に出場したことはないけど、 ラグビー部は近年花園に出場し、キャプテンは東大に進学したので 話題になった記憶があります。 旧制中学の伝統を誇る母校、情けない卒業生の私です(^-^; もう少し続きますm(__)m お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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