仙燐眼

離婚した後しばらくして又再婚される方は何をポイントにして相手を決めるのだろうか。

再びの恋心だろうか？

失敗は成功の元だから、
今度の相手こそは、今までの反省を覆す相手だと確信して決めるのだろうか？

私は、占い師でもあるから、
当然に相性判断をする。

親、その親が受けた影響、その親と本人との影響
環境、資質、環境で培った資質がどう影響したか？
人生での岐路での対処などを見て
本人がどう形成されて今後の影響も調べ

でも、これらは単なるデータである。

でも、おざなりには出来ない。

しかし、要は本人の気持ちなんだ。

去年、相性判断で
「この人とはやめたほうがいい」とアドバイスした方が
そのカップルで結婚を決めた

将来の心配が図に見えてくるようだったが
それでも彼女は、大丈夫、と言ってのけた。

これには私の知らない信念があるからなのだと思う。

恋心をつかさどる星があり、
その思い通りの相手を選べば
確かに好きなタイプと結婚した、と言えるだろうが
果たして理想の結婚にはなりえるともいえない。

結婚とは一緒に生活を共に歩むこと
その上で、恋心はさておいて
信頼できる相手とお互いを尊重して生活を出来ることが大事。
もちろん恋する相手が、そんな対象であることがベストだが、
必ずともそうなりえるとも言い切れない。

また、あばたもえくぼで
真の相手の姿を見失う力が失せるとも。

彼なら私を幸せにしてくれる

思い込みは一人歩きする場合が

ならば、
恋心なんか捨ててしまい
落ち着く相手を単に探せば、
客観的な目で判断が出来るだろう、
それゆえ見合いのほうのが離婚率が低いとも。

でも、それだけではあまりにもつまらない。
落ち着く相手と生活するのなら、
別に異性とでなくてもいいだろうし。

全てを託しても、この人なら任せられる
そんな信頼できる相手なら
惹かれる思いはなくとも
いずれにか惹かれるようになる。

スキの感情のままに生活を始めた過程に
なぜ、その気持ちが薄らいでゆくのか？

信頼を損なう失望があるからが一番の原因
単に馴れ合いでトキメキがなくなっても、
大きなダメージがなかったら
共同生活をやめようとは思わないはず。

信頼関係・・・これが一番大事だと思える

相手がいくら自分を思ってくれての嘘だろうが
やはり、その嘘が分かってしまえば崩れてしまう
一回ならまだしも
繰り返されれば信頼はゼロに
果てに
「もう別れてやる～～～～！」という気持ちに。

人は愛されるほうを優先して生きていくほうが楽だと言うけれど、
でも
愛する気持ちがなくなってしまっては、
同じ生活をしていくのは困難になってしまう。

どんなに苦しい生活だろうが
相手を愛している気持ち、信頼する気持ちがあれば
ずっと一緒に居たいと思う。
（もちろん依存ではいけないが）
そして頑張れる力も出来る

この人のために何か手助けがしたい
そしてこの人からも援護を受けたい
そんな相手でないと
釣り合いはとれない。

どんなに夫から裕福な生活を確保してもらったとしても
何もしてやりたくない相手だったら
幸せな結婚生活とは言い難い

マザーテレサの言葉で
人は誰かのために自分が何か出来るんだ、
という喜びをもてなければその人は救われない、と。