仙燐眼

哲学者ソクラテスは

「本当の知とは、｛自分は何も知らない｝と知ることにある」

と言っていた


つまり謙虚な人のほうのが
知恵や力を貸してくれる仲間も多くなるというもの。


知識のアウトソーシングという点でも
独りよがりで自分が頭がいい、と思っている人より
よっぽどアドバンテージがあるということ。


ん～～～～・・・


これは一般的な理論だけで終わらずに
単純な夫婦間でもありそうな気がする・・

つまり多様な対人関係の根底に密接に関わるような理論ではないか？
って思ってしまう。


夫婦間って何だろうね・・？


私は既に一度リタイアした負け組に入るかもしれないけれど
このまま負け続けるわけでもないって思う

負け・・・？

こういう表現はちょっと語弊があるかもしれない

必ずしも離婚が負けとも限らない
勝利と思える面も多分にある

実際に私の現在の状況がまさに、勝利に思えてしまうほど
快適な生活だもの。

なぜに快適なのか？

それは、全ての責任が全て自分にかえってくるから。

いい事も悪い事も自分のせいだから納得ができる

誰のせいでもない

間違っても自分のせいだから。

だから全く後悔がない、

残るとしたら反省だけ。

次のチャンスに同じ失敗をしないようにかみ締めればいいのだ。

それだけ。


責められることもないし
違和感もない。
意見の食い違いもない。

自分の失敗は全て言葉なくても
自分で経路がわかる・・

だから、同じ失敗はしないだろうと予測もつくし
またしてもやってしまったら、
自分がアホだから・・って何だか諦めつきそう・・


そうゆう意味非常に楽チン～～～♪

でも、
パートナーがこれらを理解してくれるような人なら
もっと楽チンなのかもしんない・・！

＿＿＿＿＿＿☆


さて、いろんな夫婦のぎくしゃくはあるだろうが

さぁ・・

果たして危機に瀕した夫婦の形が再び取り持つ形って何だろう・・？！


どんな理由にしろ

未来図に希望が見えなかったら
きっと、この先も雲行きが怪しいと判断するでしょう。

ここが大事だと思う。

言葉では心の思い全て言い尽くせるわけにはいかないけれど

でも本気の「気」はちゃんと本気で伝えれば

絶対に伝わるのだ

ごまかしなんてなんも必要ない

本気の気だけが最終的に伝わるのだ。

長い説明も必要もないのだ。

「ほんまにおまえを支えてやるんだ・・！」

という気持ち

勢い・・それは何となくわかる

少ない言葉で十分に伝わる

＿＿＿＿☆


妻がこんな言葉を言った

まるで自分の前向きな気持ちをそぐような牙のような言葉だった・・


だから、どうだってんだ・・？？？

闘う瞬間の言葉は
お互いに牙を向くのは当然（一方的な場合もありだが）

しかし、
相手を本気で説き伏せたいと思うなら
そんな鬼にも化した相手の言葉も抱き寄せる抱擁力がなければ
きっと負けてしまう

女はシビアかもしれない・
現実的かもしれない・

しかし、ちゃんと子孫を守るべく子袋でその人の将来像を
秤に掛けている


もし、いずれ、老化した自分が
真実にベッドから起き上がれなくなった体の全てを
見てもらうのに
この人は本当に真っ直ぐな気持ちで
迷いなく、ちゃんと対応してくれるのだろうか・・？

そんな事まで秤にかける

だから、
何かが壊れ始めたときに
一層なおどしをかけるのは仕方ないと・・。

＿＿＿＿＿＿＿


僕は君のそんな暴君な姿は全然知らなかった

そんな君にしてしまったのは
全て自分のせいと。

ならば、その責任をとろうぞ。

全てのプライドを捨て
一から、努力してみよう。

今こそ初めの一から、観察してください・・
本当に君に対して思う気持ちはこうなんであるよ。

努力を思い切りしてみよ、と言うのではない

自然に相手を受け入れ
自然に自分を受け入れ
お互い必要な人になるために
何が必要・・？

ただ、見返りを期待するための行動でもなく

きっと自分が床に伏したときにも
この人はやっぱり、こんな風に生活をしていくのだろう
と想像できることに安心感を抱ける事なのだ。

そこまで卓越できたら
かなり辛い逆境でも
きっと二人力合わせて夫婦を止め様とは思わないだろうな。