仙燐眼

元夫から、久しぶりに連絡がありました。


しばらく航海に出るらしい
（別に船乗りではないが・笑）


それで連絡はとれないので宜しく頼む、との事


心の旅に出るようです
内容はさだかではないのですが、

今まで自分が生きてきて後悔する部分を修正したい
とのことです。

それと、今更ながら、
わたくしに感謝しているが恨んでる気持ちはないと言っていた。


こうゆう事聞いても
何も心が揺れないので、どう反応していいのかも分からない。

どうも反応しなくていいのだ、という事でしょうか？



恨んでいない、と言われたのには

別に恨まれるような事はしていない、と自信があるし
もし、離婚する事に私が強行的だったとしても
迷惑をかけたつもりもない

（いや・・彼は田舎暮らしだったので
かなり近所の方との関係で迷惑を受けたかもしれない・・
そういえば、
近所に住む親戚の方からも
別居してる最中に突然、連絡がきたもんだ）


一時的には彼は辛い経験をしたはずだ。

それでも、それを受けねばいけなかったと思う。

だから、私があえてしなくても
きっと別の形で同じような辛さは受けていたはず。

たまたま、そのような運気だったんだと勝手に冷静に思う



感謝をしているということには

別に感謝されたいと思ってしたこともなく
自分が決めて
やっていた事なので
感謝されて、嬉しいとも思わない。

彼にはそのような恵みを受けるべき命が元々あっただけ。


彼が心の航海にこれから出て彷徨うらしいのだが

これも運気にはばっちり出ていました。

去年から多少感じていました

どうしよもない不安感を抱きながら
今後のことを思いあぐねる姿が浮かんでいました

だから、このような連絡も
「やっぱり」
という気持ちでした。


何年後かに
改めて会って欲しいと言われたのだけど
これは、どーーだろうか？

そんな先のことに関しては、約束もできない。

確かに
彼は私にとっての関係者ではあるけれど
私自身にはなりえないし
分かりあえるなんて事もまず無いだろう。


ただ、
今の彼には僅かなつながりを励みとして持っていたいのだろう。

きっと、彼も、私とは再び合流することはできないと理解してるはず。

その上でも、言いたかったのでしょう。


言葉にして
何かを置いてゆく

ようなそんな証が欲しかったのだと思う


彼も私の人生において
重要な接点を持っていた人

そして
いいにしても悪いにしても
私にパワーを送ってくれた人なのです。

だから、スキでもなく嫌いでもなく
「ありがとう」
と言える人なのかもしれない


話の中で一つだけ深く印象に残ったことがあるんだ。

以前近所で親戚だったとこの
おばちゃんが既に亡くなってしまっていたとの事。

随分お世話になったなぁーーー。

おばちゃんが作ってくれたおかずは美味しかったなぁ。

一度だけ
おばちゃんがうちに来てる時に
突然倒れたことがあって、
そこで救急車を手配したことがあった。

その後、「命の恩人」とその家族に言われていた事もあり
そのせいか
随分私のことを心配してくれていた。


懐かしい気持ちと哀愁とが重なり
じわっきた瞬間でした。


おばちゃんの墓参りをしたいとこだけど
きっと行けないだろうな。


そこんとこが一番寂しいな。