仙燐眼

友達との付き合いで長く続く方法って
男女間の付き合いにも共通すると思うな。

立ち入り過ぎず、
必要なときにだけ少し立ち入る
全てを守る、とか擁護する、とかでもなく
どこか突き放してるほうのが
なんだか丸く収まるような気がする。


他人である以上、
全てが同じ観点で見れるわけはなく
同じ喜びや同じ悲しみを共有できる、というのも
まぼろしのような気がする

嫌いなものもあるし
スキなものもあるし

そこんとこは譲れない

出来ることもあるし
どうしてもできないこともある。

黙って見つめるのもある意味
包容力なのかもしれない。

本当に縁のある人ならば
必ず、黙っていても
寄りかかってくるもんだ。


散々アドバイスをしてあげたのに
一向に治そうとしない、と怒るのは
本当は相手を思ってるのではなく
自分主体になってる証拠かもしれない

決断は当事者が必ずしていく

それを束縛しては相手のためにはならないから

相手がどうあがいていくのか
それを黙って、見てるのが
必要なときもあるというもんだ。

何もしない

のは薄情ではなくて
一番の優しさでもあるのかもしれない